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News Columnニュース・コラム

寄り添った指導で派遣社員の定着率を向上させる~半導体部品製造会社様~

2019.03.13 研修レポート

2018年8月、山形県の半導体部品製造会社様にて、指導社員を対象とした「現場トレーナー研修」を実施し、18名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、派遣社員が入社してもすぐに退職をしてしまい、定着率が上がらないという状況に置かれておりました。

•仕事を教えるのに手順が文書化などされておらず、うまく伝える仕組みがない。

•トレーナーの面倒見が良いとは言えない。

•十分なコミュニケーションがとれていない。

という課題がありました。また対新人に限らず、対上司・同僚・後輩へのコミュニケーション、チームワークの重要性を学ばせたい。ということから、指導する立場のトレーナーに向けて研修を実施しました。

当日の様子

受講者の皆様は、人材育成の重要性はご理解されているものの、相手の方を慮るあまり「相手のやる気を損ねたらどうしよう。何から取り組めばいいんだろう」と思っていらっしゃる方が多かったようです。

一人ひとりが相手を大切にし、信頼関係の上で仕事を進めていこうとするお気持ちが強い方が多いことは、きっかけさえつかめれば、ぐっと育成力はアップすると思います。

研修全体としまして、人材育成についてやらされ感なく自身の役割として自然に捉え、メンバーの成長に喜びを感じながら関わっていけるよう、講師からの押し付けではなくご自身で部下・後輩育成の必要性を感じていただけるよう気を配りました。

レクチャー部分は最小限に抑え、ワークやゲームの中で、自分以外のメンバーの成長や組織内のコミュニケーションの向上が、仕事の成果につながることを理解していただける仕掛けをしました。

また、出来るだけグループや隣の方と意見を交換する機会を設け、ワークやゲームの後に自身の気付きを消化不良とすることなく自分に落とし込める時間を作りました。

研修時の理解に留まることなく、ご自身の職場でどう活用できるかをなるべく想像していただき、活用の場面を思い浮かべていただくことで、研修後の日常に円滑につながるようにいたしました。

今回の研修では、育成は特別な取り組みではなく、日常の仕事の中で、互いのコミュニケーションの中で進めていけること、そして一つひとつの関りは難しいものではないことをお伝えしました。

育成の環境はトレーナーの方ごとに異なると思います。その方にマッチしたやり方から進めていただけると、最初のハードルが低くなりやり易くなると思います。

また、組織の生産性と育成を紐づけてお伝えするようにも努めました。トレーナーとして当事者意識の高い皆様には、「育成が生産性や効率性アップにつながる」ということが響いたようです。組織の中の要として、大いにトレーナーとしてのお力を発揮していただきたいと思っております。

受講者の声

•他の部署の話をした事のない人とも関われて、とてもいい機会だったと思います。今後の仕事に是非役立てて、いいチームを作れるよう頑張りたいと思います。

•すごく分かりやすい話をしてくださって聞きやすく、例も交えて説明されたので、自分もできそう!と思えました。

•後輩とのコミュニケーション+育成でどう接したらいいか分からなかったので、今回の研修はとても学べました。

•自分の知識を教えるだけが、トレーナーの役割ではない事を理解しました。

講師より

今後育成に力を入れていくにつれ、新たな壁にもぶつかることがあると思います。部署が異なっても、トレーナー同士で状況を共有したり互いにアドバイスする場があると、育成が継続し、効果が高まると感じています。今後のために、ぜひ共有の場をお持ちになることをお勧めいたします。

【講師:佐々木】

研修内容

  • オリエンテーション
  • 私たちを取り巻く環境
  • チーム内コミュニケーション
  • 一人ひとりにフォーカスしたコミュニケーション
  • 基本的なトレーニングの進め方
  • トレーナーの役割

導入事例

自分と相手の理解度や前提が異なることを認識することが、コミュニケーションの第一歩~株式会社シーズ~

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