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仕事の質を高める~研修構築成功のポイント~ 社員教育のCAM

2023.03.17 コラム

目次

 

はじめに

「社員教育に力を入れたいけれど効果的な方法がわからない」「教育体制の整備が追いつかない」とお悩みのご担当者様はいらっしゃいませんか?

社員教育を効果的かつ効率良くおこなうためには、あらかじめより良い方法を検討しておくことが大切です。

そこで今回は、「研修実施にあたり検討すべきポイントを踏まえ、弊社研修の特長」をわかりやすく解説いたします。

研修の目的

社員研修は会社が期待する組織や人材をつくることを目的としています。ただし、ひとえに社員研修といっても、社員の役職・レベル・課題・自社の状況に合った研修をおこなわなければ、時間とコストが無駄になってしまいます。

研修を導入し、継続的な人材育成に取り組むことは、まさに「組織の将来を創る」ことに他なりません。

ここでは必要とされる社員研修の目的について、4つご説明します。

社員のスキルアップ

社員研修を実施する最大のメリットは、社員のスキル向上といわれています。組織の中で、社員一人ひとりが最大限の力を発揮するためには知識やスキルの習得が欠かせません。また、業務の中で「何をどう考えると良いか」「どのように行動すべきか」を体系的に教えることは、具体的な行動が変化し、個人のスキル向上だけでなく、ひいては組織全体の意識改革、業務改善、業績向上にもつながります。

自社の事業の理解を深める

一企業の社員として「何のために働くか」という目的や意義は、業務に向かう意識だけでなくキャリア形成においても非常に重要です。自社への理解を深めることは自身の役割を正しく把握することになり、日々の業務におけるモチベーション向上も見込めます。さらに、企業と社員が互いに関係を深め合いながら成長できる環境の構築によって、エンゲージメントの高まりも期待できます。

ビジネスマナー、コミュニケーション力の習得

ビジネスマナー研修は、特に新卒の新入社員に有効です。中途社員と違い、新卒社員は社会人経験がなく、当然ビジネスマナーを習得していないため、一社員として活躍できるように教育する必要があります。社会人として仕事をすると取引先や営業先など他社の人と関わるシーンも多く、ビジネスマナーができているかどうかがダイレクトに会社の評価につながる場合もあるため、社員研修で習得させておくことが一般的です。

また、コミュニケーションスキルは良好な社内の人間関係の構築だけでなく、円滑にビジネスを進める上で欠かせないスキルです。

企業価値の向上

内研修を充実させることは、社外に対して人材育成に注力していることのアピールにもつながります。就職希望者の中でも、特に新卒社員は教育制度が整っていない企業への就職は不安が多く、中途社員においてもキャリアアップの道筋が見えない企業への転職はためらわれるでしょう。

優秀な人材の確保にあたっては、より良い研修制度を構築し、誰もが安心して働ける環境をつくっていくことが大切です。

研修導入のポイント

社員研修を導入するにあたり、押さえておきたいポイントがあります。ここでは大きく3つご紹介します。

教育ニーズの洗い出し・人材育成方針の決定

研修制度導入時は、経営方針や経営戦略等、企業としての方向性を明確化し、その目標に沿った人材育成方針を定めるようにしましょう。目指すべき組織像・人物像が具体的であるほど、社員が必要な能力や資質を正確に捉えることができるため、研修の効果が出やすくなります。

ただし、常に変化する社会情勢や、それに伴うニーズの変化に臨機応変に対応するためには、その都度、それらを見直す必要があることも忘れないようにしてください。

人材育成計画を立てる際には、教育ニーズを洗い出し教育課題の設定をおこなうこと、現状とのミスマッチをなくすことが大切です。

研修の実施方法の選定

研修体系が固まったら、次はどのような方法で研修を実施するかを検討します。社内研修の実施方法は、大きく下記の3種類に分類されます。それぞれの実施方法から自社に最適な方法を検討しましょう。

① 社内研修

外部の研修会社に委託せずに社内で実施する研修のことを社内研修といいます。社内で実施する研修はコストの削減や、自社独自の内容を取り入れられることが大きなメリットです。また、社員が講師役を務めるため、指導者としての成長を促すこともできます。

② 外部研修

外部の研修会社などに依頼して実施する研修を外部研修といいます。外部研修の講師はその分野の専門家として幅広い知見や豊富な経験を持っているため、より効果的な人材育成ができます。また、社内で研修を企画・実施する必要がなくなり、担当者の業務負担の軽減にもつながります。

③ eラーニング

インターネットの普及や新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えたことから、研修のオンライン化が進んでいます。eラーニングは、パソコンやスマートフォンがあれば、いつでもどこからでも、気軽に研修を受けることができます。対象者が集まる必要が無いため、日程調整や会場手配をすることなく、社員に同じ教育を実施することができます。

層別研修の実施・育成効果の検証

社員研修は階層別に実施することで、社員全員が平等にキャリアアップを目指すことができます。一人ひとりが自社におけるキャリアビジョンを具体的に描けるような教育体制を構築しましょう。

新入社員研修

入社1年目に実施される研修で、会社の社風や経営方針、経営戦略等自社で働く上で知っておくべき内容が網羅されているほか、ビジネスマナー、ビジネス文章作成、コミュニケーション等の基礎スキルを取り入れる企業がほとんどです。

若手社員・中堅社員研修

入社より3年、5年といった節目に、若手社員や中堅社員に対して実施される研修で、自身のスキルアップを図ります。

業務の中で求められるスキルの習得のほか、自身のこれからについて考えるキャリアデザインなどの内容を取り入れる企業もあります。

管理職、経営層研修

管理職や経営幹部となる社員に対して実施される研修で、組織をまとめる上で必要となる知識やスキル、経営ノウハウを身につけさせます。より主体性と率先した行動が求められる管理職以上の社員が、自身の役割を果たす上で求められるマネジメントスキルを習得するほか、経営者目線を持たせる内容を取り入れる企業もあります。

さらに、社員研修を導入するにあたって、あわせて効果検証を取り入れることが大切です。研修から効果検証までをセットでおこなうことで、教える側と学ぶ側の認識のズレの修正や研修内容のブラッシュアップができ、研修をより効果的にすることができます。

 

キャムテックの企業研修の特長

ここまで、社員研修の目的と導入時のポイントをご紹介しました。

ここからは、キャムテックが提供する研修の「5つの強み」をご紹介します。

① 研修後のフォロー・効果検証

研修の目的でもお伝えしましたが、新たな知識・スキルの習得やモチベーションの向上を図るには社員研修が効果的です。しかし、研修で学んだことを行動として定着させるためには研修を一度受けただけでは不十分です。弊社では、研修後に職場で行動定着を促す『継続トレーニング』をオプションとして提供しており、繰り返し実施することで研修の効果をより高めることができます。

② 満足度94%以上

弊社では「担当者様アンケート」「受講者様アンケート」共に過去5年間、満足度94%以上をキープしています。

ただし、「受講者様の満足度が高いこと」と「研修効果が高いこと」は同義ではありません。研修の目的は、企業様が求めるレベルまで、受講者様のマインドやスキルを高めることです。よって、「求めるレベルまでの向上を促すものであったか」受講者様の反応以上に担当者様の満足度を重要視しております。

③ 豊富な実績とリピート率

企業規模・業種を問わず30年近くにわたり、企業様をサポートしてきた豊富な実績があります。教育以外にもサービス展開をする中で、教育サービスにおけるお取引実績は、1,500件以上/年です。また、初導入の翌年の実施や他テーマでの実施等、同社様において2度目以降のリピート実施は約90%を誇っています。

④ カスタマイズ対応

弊社には決まった研修プログラムはありません。企業様の課題は千差万別であり、ご要望やお悩み・課題をお伺いした上で、企業様ごとのプログラムをご提案いたします。よって、1つとして同じ研修はございません。

⑤ 複合型提案にも対応

【採用-教育-評価-管理】を網羅する各サービスを保有していることから、研修に限らず、状況に応じた複合的なプログラムの提案が可能です。長期的な人材育成プログラムにも対応しています。

(例) 求める人材像に即した「採用面接で見るべきポイント」の設定、入社後の導入研修の構築 など

まとめ

社員研修を効果的に実施するためには、その目的やポイントを理解し、体系的な研修の構築を進める必要があります。

社員教育の構築や人財育成についてのお悩み、またご検討されている方は、ぜひ一度、キャムテックへお問い合わせください。

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