【イマドキ新入社員のカイゼン術】04.‘正しい報連相’に必要なこととは?
最近のサガリは、翌年入社する内定者の教育を任されており、
“人を動かすには、自分が一番動かなければいけないよね?もっと動くスピードを上げてみようよ!”
“上から目線の言い方をされて、それを聞いた○○さんは、気持ちよく「あなたに協力したい」って思えるのかな?もっと言葉を選んだら、状況だって変わるんじゃないかな。”
“提出期日を過ぎるって社会人になったらあり得ないことだし、それを事前に連絡しないってさ……”
と、イキイキしながら、内定者への電話指導に日々勤しんでおります。
……すべて、サガリが普段言われていることとは、内定者は知る由もありません(笑)
そんなサガリが先日、やらかしてくれました。
内定者から、「骨折をした」と電話連絡を受けた後、それを上司報告している場面。
サガリ 「内定者の○○さんが、アルバイト中の事故で骨折してしまいました。ただ全治1ヶ月で、入社研修の参加には影響ありません。」 上司 「どこを骨折したの?」
サガリ 「はい、ウコツです。」
上司 「……ウコツって??」
サガリ 「ウコツです。(やや声を大きめにして言い直し、鎖骨を手で示す)」
上司 「鎖骨のこと?」
サガリ 「あぁ、はい。鎖骨です。」
上司 「いやいやいや、何で今ウコツって言ったの?」
サガリ 「(数秒考えてから )内定者から、右側の鎖骨だと聞き、頭の中でいつの間にか、鎖骨(サコツ)が左骨(サコツ)に変換されてしまい、右側だったので右骨(ウコツ)と認識してしまったのだと思います。」
……これでこそ期待の新人☆サガリ!! 発想力が秀逸すぎる…。 と、感心している場合ではなく、一通りの大爆笑の後に、思い込みの恐さと、自分でおかしいと思ったことは立ち止まって考える癖をつけるよう、指導がなされたのでした。
今回の例はすぐに気づけて、かつ笑い話で済んだので良かったですが、お互いが異なる認識のまま話が進んでしまい、後々大事になってしまうということは皆さんも思い当たることがあるのではないでしょうか。
思い込みをなくすコミュニケーションには、要所要所で、相手の置かれている状況や言葉の意味や背景を確認して、話を進めていく必要があります。社内外でとても必要なスキルですので、ぜひ注意して誤解を招かないようなコミュニケーションを図っていきたいですね!
導入事例
「チームの中で自分が取るべきコミュニケーションとは?」伝える難しさを再認識~日立建機ロジテック株式会社~
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