定年後も職業人として輝くために、これからのキャリアを考える~産業用電熱機器等の製造販売会社様~
2019年11月中旬、長野県の産業用電熱機器等の製造販売会社様にて「キャリアデザイン研修」を実施し、4名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様はシニア層の社員に対して、
・60歳定年以降の再雇用者に対し、一つの区切りとして、新たなモチベーションを持ってもらえる機会をつくりたい。
・後輩とうまく付き合いながら、次の世代に引き継いでいってほしい。
・世代交代をしていく必要があるが、再雇用者の立ち位置・役割を明確にできていない。
という課題やご要望をお持ちでした。
そこで今回は、様々な選択肢・考え方があることを知ってもらい、仕事以外の人生の充実という観点も含めて、自分自身のこれからの働き方・あり方を考える機会にするための「キャリアデザイン研修」を実施いたしました。
研修では、定年直前と定年後の働き方を考えるために「1.定年後の仕事の継続」、「2.自身に身に付いている技術、ノウハウをどう後輩へ引き継いでいくか」「3.職業人生の充実を図るために、今後のジョブプランを考える」「4.定年以降を生きがいのある人生にするためのライフプランを準備、設計する」の4つのポイントについて、ワークも交えながら学んでいただきました。
定年後、仕事を継続し活躍する場合でも、自分のライフプランについて考えることは非常に重要なことです。
職場において、仕事の内容や人間関係の現在とこれからについて整理することで、「何をどうしたいのか」が見えてきます。
定年後の自身の人生を豊かなものにするためにも、また、今までの貴重な経験を生かし、技術を次の世代に伝えていくなど、職業人としての次の生き方をしっかりと考えていただく機会としていただくためにも、今回のように日常業務から少し離れてこれまでと今後を見つめ直すことは非常に有効です。
受講者の声
・これからのライフプランを設計することは、とても重要なことだと感じました。
・ 退職までと退職後に向けた心構え、やるべきことなどを知ることができて良かった です。
・経験値が豊富にある今の自分には、可能性がたくさんあるのだと前向きに捉えることができました。
講師より
定年後も企業に残り、雇用延長で勤め続ける仕組みを設ける際には、企業は対象者に対して、具体的な期待役割を明確にしておく必要があります。再雇用後も取り組むべき目標や課題を明確にすることは、モチベーションを持続して働く上で非常に重要です。
研修内容
- ライフプラン設計の意義
- 職業人としての課題と定年後の人生
- モチベーション(動機づけ)の構造
- これからの人生設計とプランの作り方
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