【人気商品に見る組織づくりの教え】“稼げる人財”になる第一歩
「ヒカキン」「ヒカル」と聞いて、何のことだかすぐにお分かりになりますか。
そうです! YouTubeに動画をアップして広告収入を得る「人気YouTuber」です。
2017年4月に発表された「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」(引用元:ソニー生命保険)の、男子中学生が将来なりたい職業では、1位「ITエンジニア・プログラマー」、2位「ゲームクリエイター」、に続き、3位に選ばれたのが…「YouTuberなどの動画投稿者」という結果で、驚いた方も多かったのではないでしょうか。
(私の時代は、スポーツ選手や医者だったのに…時代の流れを感じずにはいられません。。。)
先日もYouTuberのマネジメント会社が東証マザーズに上場 し、2017年5月期の売上高は70億円、経常利益は3億5,000万円と高い収益を上げていることからも、社会の関心度、影響度が高いことが分かります。
スマホがあれば動画の撮影とアップができるため、誰にでもすぐにYouTuberになることはできますが、実際、先述の2人のように億単位のお金を稼げる人はおろか、その収入だけで食べていける人はほんのごく一握りです。
そこで“稼げる人”と“稼げない人”の違いを考察すると、
『自分にしかない強み』を持っているか、そしてそれを自分で分かっているか
ではないかと考えられます。
自分で自分の強みを知り、その力を伸ばし、視聴者に伝わるような表現を身につけることで、他者との差別化が図られ、唯一の存在になるのだと思います。
これは、何も競争の激しいYouTubeの世界だけにとどまりませんね。
どのような業界であっても、働く上で自分の強みを知ることは、それを理解し取り組むことで、効果的に強みを発揮しやすくなり、さらに鍛えることもできることから、非常に必要なことだと言えます。
であるにも関わらず、自分の強みが分からない社会人が多いのが現状ではないでしょうか。
皆さんはいかがでしょうか。自分の強みを聞かれて、即答できますか。また、周囲の上司、同僚、部下の皆様の強みは言えますでしょうか。
組織の一人ひとりが自身の強みを知り、その強みを最大限に活かして取り組むことで、パフォーマンスが上がり、そして結果に結びつけば、モチベーションも高まります。
また、一緒に働くメンバーの強みを知ることで、各々の強みを活かしたより良いチーム作り・組織形成にもつながります。
若手の方はもちろんですが、長く働いている方々こそ、自分の強みを改めて考えてみることで新しい発見があり、そのパフォーマンスが向上しやすいかも しれません。
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