研修後フォローの必要性
“今日学んだことを、明日から実践していきたいと思います!”
“講師の話が胸に響き、これまでと意識が180度変わりました!”
“モチベーションが上がり、前向きな気持ちになれました!”
これらは、研修実施後、受講者の言葉としてよく耳にします。人事担当者の皆様も、研修に参加した社員のアンケートから、目にする機会はあるのではないでしょうか。 では、ここでひとつ質問です。
・・・実際、社員の行動は変わっていますか??
おそらく9割以上の方の答えはNOではないかと思います。テンションが上がっていたのは、当日、長くても1週間位で、言われてみればまた研修前の姿に戻っている、というのが大方の感想ではないでしょうか。研修で新たな知識をつけ、良い話を聞き、前向きな気持ちになることは非常に大事なことですし、それだけでも十分意味があることには間違いありません。
ただ、それが研修を実施した目的だったのか? と考えると、私達はNOだと思っています。少なくとも私達は次のように考えています。
研修を実施する目的は、『研修で学んだ内容を職場で実践できるようになること』。職場で実践できて初めて、研修を実施した効果・成果として、お客様にご満足いただける。そのために、私達の研修には必ず「継続トレーニング」を付帯して、ご提案しています。
弊社の研修では、研修後のアンケートにおける内容・講師に対する満足度がほぼ90%以上と、ありがたい回答をいただきます。ただし、どんなに良い講師、どんなに良い研修でも、たった1回では全受講者を行動定着に導くには及びません。(もちろん意識の高い優秀層の方は、研修だけでも変わりますが…それはごく一部の方に過ぎません。)
そこで弊社では、職場での行動定着を実現するために、研修で実施した内容を具体的行動項目に落とし込み、定期的にチェックする仕組み「継続トレーニング」を推奨しています。
1日で劇的に行動が変わるような魔法があれば良いのですが、実際はそうもいきません。 少しの手間と少しの時間をかけて、理想の人材を一緒に育てていきませんか?
(当記事は、過去の記事をリライトしています)
関連する投稿
-
2019.09.06コラム
研修を無駄にしない3つのポイント
-
2019.09.06コラム
新入社員研修~オンラインでの役立つ実施方法と5つのポイントとは~
-
2019.09.06コラム
社員研修を成功に導く3つのポイント~本当に効果の出る研修の作り方~