【期間限定!無料公開】新入社員推薦本『愛される社員になる!』~第4章①/仕事のスピードを上げる~
弊社グループ代表である神保紀秀の著、「愛される社員になる!-入社2年目で差がつく職場での振る舞い-」。雇用砂漠の長野から全国へと展開し、のべ20万人の雇用を実現した超優良人材会社のノウハウが、新入社員の皆様に「職場で愛される力」をもたらします。上司は部下を、部下は上司を理解できる1冊として、発売から約10年経過するも変わらずにご好評いただいております。今回、特別に順次無料公開してまいります。<第四章:仕事のスピードを上げる>
<第四章:仕事のスピードを上げる>
■ 仕事のスピードは動作のスピードから
給料が時給であれ、月給であれ、経験の浅いあなたに払われる金額のほとんどは、成果を基準としたものではありません。むしろ期待値と言っていいでしょう。だとしたら、職場におけるどんな動作もできる限りすばやく行って、時間を無駄にしないのが誠実な態度というものです。
仕事のスピードを上げろと言われても難しいですが、移動のスピードは誰でも簡単に上げられるはずです。野球でよく言われるとおり、バッティングやピッチングにはスランプがありますが、足の速さにはスランプはありません。
どうせ固定給なのだからと余力を残してだらだらと仕事をすることは、あなたにとって何のメリットもありません。
仕事のスピードと動作のスピードは関係ないと思うかもしれませんが、周囲はそうは見ないものです。動作の機敏な人は、仕事ができるように見えて、上司からの評価も高くなります。
また、こなしている仕事の量が少なくなると、自分自身の成長も遅れます。あなたがまだ、仕事の質で勝負できる存在でない以上、成長のバロメーターは量です。その量とスピードです。
損得の基準で仕事を見ている以上は、本当の意味で仕事を得たことになりません。仕事において、自分なりの目標を見いだしていかない限り、他者との比較からくる競争意識にさいなまれ、ストレスを感じ続けることになります。
自分の仕事を時給換算して高いか安いか、損か得かしか考えられないようでは、いつまでたっても「自分が伸びる」ことができません。
仕事には常に全力で当たりましょう。そのための第一歩として、移動は駆ける必要まではありませんが、爪先立ちでできるだけ早足で行うようにします。職場での移動は踵をつけないぐらいでちょうどいいはずです。