ハラスメントを発生させないために、自分事として考える~精密加工業様~
2020年10月中旬、長野県の精密加工業様にて「管理職対象 コロナ禍におけるハラスメント研修」を実施し、3拠点から2日間で合計66名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様は、管理職の方々に対して 、
- 時節柄もあり、ハラスメントに対する正しい知識を身に付けさせたい。
- 何がハラスメントにあたるのか、事例などを交えて知ることで、自分事として捉えてほしい。
- コロナ禍で起こり得る問題に対して、コミュニケーションの重要性を知ってほしい。
というご要望をお持ちで、風化させない為にも繰り返し受講させたいとの思いから、昨年に引き続きの実施となりました。
そこで今回は、管理職として正しいハラスメントの知識を身に付けていただくための「管理職向け コロナ禍におけるハラスメント研修 」を実施いたしました。
職場で起こり得る様々な行為について、「ハラスメントに該当するか」○×をつけるセルフワークの後、グループごとに話し合っていただくところから始めました 。 様々な意見が飛び交い、解説を聞くと「こんなこともハラスメントになるのか」と、受講者は驚かれていました 。
その上で、 他社で実際に起きた事例をもとに、「上司の問題点」「自分ならどうするか」を考えて、ディスカッションとグループごとの発表を行いました。 受講者同士の会話や他のチームの発表から気づきを得たり、講師からのフィードバックにより、『ハラスメントは絶対にあってはならないこと』という点を、改めて認識していただきました。
さらに、 コロナ禍における意識改革ということで、昨今話題になっている「テレハラ(リモハラ)」についてもお話し、「コロナ禍での若手社員との接し方」を考えていただきました。
今回の研修では 「ハラスメントの正しい知識を持つ」「自分事として捉える」ことを目的に実施し、受講者の皆様は大きな気づきを得ていただけたと思います。
今回は新型コロナウィルス感染防止のため、企業様3拠点と講師を繋いでのオンライン研修での実施となりました。通常の集合研修とは異なる環境でしたが、 距離感を感じることなく、受講者の皆様には活発な意見交換をしていただけたと感じております。
受講者の声
- 予想外のことがハラスメントに当てはまり、自分も気をつけないといけないと思った。
- 自分の今までの行動や発言を振り返るためのきっかけになりました。
- 3拠点でのオンラインでしたが、グループワークは対面で実施できたことはもちろん、画面越しの講師の方のお話も違和感なく、聞くことができました。
講師より
今回の研修では、一方的な講義にならないよう、ディスカッションの時間を多く設けました。『ハラスメントは絶対にあってはならないこと』 を繰り返しお伝えいたしましたので、皆様にご理解いただけたと思います。昨年、今年と内容を変えながら、ハラスメント研修を行いましたが、最も重要なハラスメントはパワハラですので、次回実施する際には、パワハラを含めた「アンガーマネジメント」を取り上げると、より効果的だと思います。是非ご検討ください。
研修内容
- オリエンテーション
- ハラスメントにおける意識の共有
- コロナ禍における意識改革
- まとめ
導入事例
何か起こってから、ではなく、起こる前の事前対策としてのハラスメント教育を~那須グリコ乳業株式会社~
「えっ!?これもハラスメント?社会的課題への取り組みとして、ボーダーラインを共通認識へ~太陽工業株式会社~
管理者と若手の捉え方には、ギャップがあった?継続的な教育機会でハラスメントが起きない組織を~ヤマト包装技術研究所株式会社~
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