指示待ちからの脱却！若手社員に求められる役割やスキルを再確認

これまでも社員教育に力を入れたいと考えていましたが、業務が忙しいこともあり、なかなか踏み出せない状況が続いていました。しかし忙しいからこそ、社員のスキルアップが必要だと思い、社員教育を重点実施事項として設定し、研修を行うことにしました。

ここ数年はコロナの影響もあり、新入社員に対して、入社研修を十分に実施できていませんでした。また、社員間のコミュニケーションが少ない世代ということもあり、社長から「まず若い世代に研修を実施することで、会社のレベルを上げて盛り上げていこう」と話があったため、若手社員を対象にすることにしました。

以前は他の研修会社のプランから選んで実施していたのですが、コロナ禍により選びたいプランが中止になり、複数の会社の中から当社に合ったプランを探していたものの、見つからずに困っていました。
そんな中、挨拶回りをされていた綜合キャリアオプションの方に相談したところ、グループ会社のキャムテックさんは「当社の要望に沿った提案をしてくださる」と紹介いただきました。
実際に、丁寧なヒアリングの上、ご紹介いただいた通り要望に沿った提案をしてくださったので、キャムテックさんにお願いすることにしました。

開始時は少し緊張していたようでしたが、講師の先生に上手く場を温めていただきました。グループワークに取り組んでいくうちに、それぞれが自分の意見を言えるようになったと思います。活気があってとても良い雰囲気でした。

研修後に面談を実施したところ、仕事に対して“指示を待っていてはいけない”と意識が変わったという話を聞きました。我々から見ても、意識的な変化だけでなく行動としても変わったと感じる場面が多くありました。

今までは「何かできることがあれば言ってください」と受け身で仕事をしていた社員が、「私がやります！」と、自分から仕事に取り組む場面があり、能動的な姿勢が見られるようになりました。

受講者が、自分自身のことだけでなく『○○さんがフォローしてくれている』など、周囲に目を向けられるようになったことには驚きました。
今までは自分が携わっていない仕事には興味を示さず、ちょっとしたミスにも相手を責めるような姿が見え隠れしていたため、大きな変化だと思います。

正直、研修でここまで変わるとは思っていなかったので、とても驚いています。もしかしたら、これまで漠然と感じていた悩みや課題に対して、解決のヒントを得られたのかもしれないですね。
受講した全員が意識だけでなく行動にも変化が表れているので、この状態を続けて欲しいと思います。

今後は他の階層に向けて「コミュニケーションスキル」の研修を実施したいと考えています。

今回キャムテックさんの研修を実施して、グループワークが多かったことがとても良かったと感じています。実際の業務に置き換えられるケーススタディを用いたグループワーク中心の研修を行うことで、他の社員も行動の変化につながればと思っています。