閉じる
         

プロジェクトを進める鍵は調整力!事前準備と情報収集の必要性認識強化を

2020.06.12
  • 階層別
  • ビジネススキル(対人)
  • ビジネススキル(業務)
  • その他
2020年3月23日実施 「プレマネジメント研修」

「プロジェクトマネジメント」とは独自性のあるプロジェクトを成功に導くための活動のことを指します。この研修では、それらの調査を体系化して最も普及しているPMBOK(アメリカのPMIが体系化したプロジェクトマネジメント知識体系)に基づき、プロジェクトマネジメントをご理解いただき、プロジェクトマネージャーに必要とされる各スキルを明らかにしてゆきます。

 

この研修について問い合わせる

アポプラスステーション株式会社 様

アポプラスステーションは、「コントラクトMRの派遣を中心としたCSO事業」、「医薬品・医療機器・食品の臨床試験支援サービスのCRO事業」、「医療系人材紹介・派遣サービスのメディカルジョブ事業」の3つの事業をビジネスの柱に、医療業界のトータルプランナーとして、様々なサービスを提供しています。

「いのちの現場の、力になりたい。」という想いのもと、各事業が人と人をつなぐ役割を担うことで新たな価値を創出してまいります。

https://www.apoplus.co.jp/

(ご担当者様からの一言)

3つの事業の内、今回の研修対象者が所属するCRO事業は、2017年に現在の組織体制となり、日々サービス品質の向上に取り組んでおります。

そもそも、CROContract Research Organizationの略称で、日本では開発業務受託機関と呼ばれ、製薬メーカーや医療機関、大学、食品メーカーより医薬品や医療機器、特定保健用健康食品の開発に関する業務を受託し代行しております。

アポプラスステーションのCRO事業は、全国にグループで800店舗を超える薬局を持つ「クオールホールディング」の一員であるCROとして、幅広い領域のネットワークやデータを活用してお手伝いさせて頂くだけでなく、グループに薬局を持つ唯一のCROとして薬剤師による服薬状況や剤形変更に関する対面アンケート調査、データを活用した施設調査なども行っております。

また、サプリメントを中心とした健康食品に関しては、医薬品開発に携わるCROだからこそ、高品質なモニタリング、品質管理の体制を構築しており、多くの実績を重ね信頼をいただいております。

実施前の課題
  • プロジェクトを進める際に、メンバー内での意思統一が上手く図れず、スケジュールや優先順位の認識もバラバラとなり、調整や周囲の理解を得るのに時間がかかっていた。
実施後の効果
  • 会議等で提案や依頼を行う際には、実施背景の事前説明や根回しを丁寧に行うことで、関係者の理解が得られている状態を作り、合意形成までがスムーズに進み、プロジェクト内のコミュニケーションも活性化された。

人自身が高いスキルを持つことが、物事を前に進めるために大事な要素

先程ご説明いただきました「治験」にはどれくらい時間がかかるものなんでしょうか。

ご依頼内容によって大きく異なりますが、当社が主に受託する治験という点では、短いものでは半年程度、長いものでは5年以上かかるものもあります。創薬という新しい医薬品を作る工程全体を指せば10年以上を要することが一般的ですかね。

医薬品に関しては、悪性腫瘍(がん)や中枢神経系、希少疾患などの領域が増えるとともに、個別化医療が進んでおり、難易度が高く開発期間も長期間を要すようになっていますね。

それでも世に出ることなく、終わってしまうこともあるんですか?

そうですね。中断してしまうことも増えてきましたね。

難易度が上がり、期間も伸び、中断のリスクもある。そんな状況もあるためお客様にとっては11つのプロジェクトが今まで以上に大切なものになっていると思います。それをお手伝いさせていただくCROとしては、依頼主である製薬企業様と同じ目線になって、一緒に考え、時には提案し、自社の製品を取り扱う気持ちでプロジェクトを進めていく必要があると思っています。

今回の研修に至った経緯はなんでしょうか。

現在、在籍している社員は、CRO経験者だけでなく製薬会社やシステム会社、人材会社など様々で、また薬剤師や看護師、管理栄養士などの有資格者で構成されており多角的な視点から物事を見られることは強みではあるのですが、経験が異なるゆえに同じ土台があるわけではないんですよね。

特に、次世代を担う2030代はベテランに比べれば経験が浅いこともあり、どう進めていけば良いのかなと、悩んでしまって動けなくなってしまうこともあると思います。

まだ若いから、ではなく、今のうちからプロジェクトの中心メンバーとして活躍してもらいたい。そのために「基礎をきっちり固めるキッカケを作りたい」という想いから、今回の研修を実施することになりました。

なるほど、同じ土台があれば、何を求められているか、どう考えればいいか、が明確になりますからね。

そうですね。11つの試験が長期間に渡ることや、複数の部門や外部の方々と関わることが非常に多いことから、CROに求められることは知識だけでなく、スケジュール調整やトラブルへの対応力、様々な関係者の橋渡し役となる調整力であり、人間力そのものが求められると思います。

昨今、便利なシステムやデバイスは誕生しているので、それを駆使すれば効率良くプロジェクトを進められるとは思うんですけど、結局は人自身が高いスキルを持つことが、物事を前に進めるためには一番大事かなと思っています。ですので、より良いサービスをお客様に届けることに繋げられたらと期待し、最前線で活躍している人達に対象を絞りました。

多岐に渡る能力が求められるんですね。

はい。多岐に渡る能力が求められる中でも、社内、社外問わず調整力が一番かもしれませんね、関係者にいかにやる気になって動いていただくか、ですね。

研修冒頭の講師の話が、前のめりな受講姿勢を生んだ

そのような想いを踏まえ研修実施となりましたが 、当日印象に残ったことはありますか。

事業部として、初めての集合研修ということもあり、当日の朝、受講者がすごく緊張している、というのが見て取れました。ただ、研修が始まり、講師の方が5分、10分と話し始めたら途端に表情が明るくなって、非常に前のめりな姿勢に変わっていくのが見えたので、講師の方の話の持っていき方、ストーリー構築がすごく重要なんだと感じました。それもあってか、受講後のアンケート結果にも「構成がよく、わかりやすく、非常に有意義な研修だった」との声が多かったです。

アンケートで言いますと「皆で話し合えたこと良かった」ともありました。

今回受講した10名は、部署が異なるメンバーが多く、業務上でのコミュニケーションはあるにしても、面と向かって一日かけて話し合う機会がこれまでなかったから余計に新鮮だったと思います。

全体的に積極的に楽しみながら受けてくれていたのは当初想定していた以上でしたので、良かったですね。

事前準備や情報収集が、プロジェクトを進める上で実は一番の近道だということに気づいた

研修後、受講者の方に見られた変化はありましたか。

インフォーマルコミュニケーションと呼ばれる、内々での相談や事前に関係部署への根回しを行ってから会議で議題として挙げる機会が増え、議題に挙げた時には、参加者がある程度内容を把握している状態で、話が通りやすくなりました。その事前調整の必要性は、研修中に参加者が非常に興味を持って聞いていたので、その影響があって事前の協力要請や調整が直ぐに根付いたかなと思います。

それはすごい変化ですね!

これまで、自分の提案が十分に伝えきれず理解されなかったり、反対する人に止められてしまった、ということを耳にしていました。「調整を行うことで、逆に手早く済ませられると感じた」と口にもしていたので、大きな成果かなと思いますね。地味で時間もかかるけど、それが一番の近道だということを、今回の研修で改めて気づかされた部分だと思います。

今後、どのような教育を社員の方に実施していきたいですか。

今回、プレマネジメントという題材で行いましたので、より深掘りしたステークホルダーマネジメントやリソース管理、リスク管理といったプロジェクトマネジメントと言われる内容は継続的に行っていきたいですね。研修は実施したら終了というわけでなく、実務に活かしてこそ意味があるので、研修、定着、研修を根付かせるようにしたいです。

また、今回はプロジェクトの担当者向けとしましたが、1つ上のレイヤーである、いわゆるプレイングマネージャーに向けてもマネジメント研修を行い、担当とマネージャーがお互いに研修内容を活かして、相乗効果が生まれるようにしていきたいと思っています。

ぜひ今後、提案させてください! 本日は有難うございました!

受講者の感想

  • 日頃あまり話をしない方々と、自身が考える「問題」に対する意見交換ができたこと。

  • (プロジェクトを進めるにあたり)“反論はあって当たり前”という講師の話が  印象的で、大変参考になりました。

CAM営業担当より

全般にわたって、意見交換やディスカッションの時間を多く取るように設計いたしました。その効果として、お互いの気づきを得ることができたものと思います。受講者の皆様には、次期リーダーとしての意識を持っていただき、組織や会社を引っ張っていく存在であることを、担当講師より繰り返しお伝えしたことで、意識改革はできたものと思います。今後も定期的に振り返りの場を持つことで、意識を低下させることなく定着のお手伝いをさせていただければと思います。

ご不明な点はございませんか?

企業研修に関するご相談・ご不明な点がございましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。

企業研修について問い合わせる

       
メールでのお問い合わせ
03-6837-5300 平日9:00~18:00