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News Columnニュース・コラム

キャリアデザインとは
〜メリットや企業がすべきことについて解説〜

2023.09.22 コラム

目次

1.はじめに

終身雇用制度の崩壊、フリーランスや副業といった働き方の多様化など、働く人々を取り巻く環境が大きく変化し、将来の予測が難しい時代を迎えています。だからこそ、会社にキャリア形成を委ねるのではなく、社員が主体的に自分の働き方やキャリアを考える「キャリアデザイン」の機会を定期的に持つことが求められています。 そこで今回は、「キャリアデザインのメリットや研修、企業がすべきこと」について、わかりやすく解説いたします。

2.キャリアデザインとは

キャリアデザインとは、自分のキャリアを理想の姿や自身のやりがいをもとに、長期的に設計することです。キャリアデザインは自分自身のこれまでの経験やスキル・価値観など仕事に関連することだけでなく、プライベートも含めて考え、それぞれにとっての理想の働き方やキャリアのゴールを考えます。 キャリアデザインと混同されがちな言葉として「キャリアパス」「キャリアプラン」「キャリア形成」があります。

  • キャリアパス キャリアパスは、ひとつの企業の中を限定して使われる言葉で、目標とする昇進や昇給に向けて必要なステップのことです。
  • キャリアプラン キャリアプランは、ひとつの企業に限定せずに転職や独立も選択肢に入れて、自身の働き方について計画を立てることです。
  • キャリア形成 キャリア形成は仕事に必要なスキルや専門知識などの習得や、社内で経験を積んでスキルを磨くなど、仕事上の目標を達成するための具体的な計画です。

3.キャリアデザインのメリット

企業がキャリアデザインを支援するメリットを2つ紹介します。

  • モチベーションとスキルの向上 将来の目標や働き方について主体的に考えるため、自分の目標が明らかになることで、仕事に対するモチベーションが向上します。さらに目標達成のために必要なスキルが明確になるため具体的な行動や成長につながり、結果的に組織全体の能力が向上します。
  • ポジティブな企業文化づくり 個人の価値観を認め成長を促すため、社員のロイヤリティ形成や社員同士がお互いを尊重する企業文化を形成します。

4.階層別のキャリアデザイン研修

キャリアデザインは長期的な視点でキャリアを設計するため、階層別の研修テーマとして適しています。それぞれの階層の社員が、ライフステージの変化の中で、自分の理想と現実とのギャップを捉えて解決策を考えることで、前向きな成長を促すことができます。

  • 若手社員 入社間もない若手社員は、これからの仕事の目標を長期的な視点で考え、成長するために必要なスキル、ロールモデルなどを確認します。目の前の不満や課題、理想とのギャップなどを感じがちな若手社員に、客観的な視点でキャリアを捉えさせ、成長を促すことができます。
  • 中堅社員 中堅社員は、これまでのキャリアの振り返りやライフステージの変化の中で、自分の職業観を見直す機会となります。現在の自分自身と周囲の同僚や先輩後輩との関係性や、職場での役割など、新たに気づいたり再認識したりしていきます。
  • ベテラン社員 ベテラン社員は、人生100年時代に向けて、生活の中での仕事の位置づけを見直し、リスキリングに取り組むきっかけとなります。

 

各階層の社員がキャリアデザインに取り組むことは、理想の職場環境づくりやスキルの習得支援など、企業がすべきことを発見する機会にもなります。

5.キャリアデザインのために企業がすべきこと

キャリアデザインを企業が推進するためには、計画、評価、フォローアップなど多くの時間とリソースを必要とします。キャリアデザインでは個人の価値観に沿ったキャリア設計を行うため、1on1面談など個別にフォローアップを行うことがより効果的です。 キャリアデザインのデメリットとして、社内の役職に就くことだけが目標になってしまう場合や現在の会社では目標が達成できないと感じると転職につながる場合があります。このようなデメリットへの対策としてもフォローアップが重要です。 キャリアデザインは企業と社員にとって多くのメリットがありますが、適切に計画し、実施するためにはコストやリソースの管理、個別のニーズへの適応など、注意が必要です。

6. まとめ

働く環境が大きく変化する中、個人も企業にもキャリアデザインが求められています。キャリアデザインでは、個人が主体的に目標を立て、理想の働き方を考えます。仕事だけでなく、人生・生活の価値観やワークライフバランスなども考慮するため、社外の研修を取り入れることも有効です。 「キャリアデザイン研修」をご検討の方は、ぜひ一度、キャムテックへお問い合わせください。

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