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【期間限定!無料公開】新入社員推薦本『愛される社員になる!』~第3章①/相手の感情をリードする~

2020.09.10 コラム

弊社グループ代表である神保紀秀の著、「愛される社員になる!-入社2年目で差がつく職場での振る舞い-」。雇用砂漠の長野から全国へと展開し、のべ20万人の雇用を実現した超優良人材会社のノウハウが、新入社員の皆様に「職場で愛される力」をもたらします。上司は部下を、部下は上司を理解できる1冊として、発売から約10年経過するも変わらずにご好評いただいております。今回、特別に順次無料公開してまいります。<第三章:相手の感情をリードする>

<第三章:相手の感情をリードする>

■「できません」は成長のブレーキ

仕事ができると言われる人は、どんな仕事でも即座に断ったりしません。必ずいったんは受け止め、判断するという姿勢で依頼に向き合います。逆に、仕事のできない人ほど、依頼に「ケチ」をつけたがります。

組織で重宝されない人は、「自分がやるべき仕事ではない」「今は忙しくてできない」など、仕事を依頼された瞬間にそのような対応をとります。それは、常にやりたくない仕事 のことばかりを考えているからです。「だから嫌い」「だからやりたくない」という結論に至るために、ずっと頭を使って言葉を磨き込んでいるだけなのです。

そんなことをしていても、あなたの会社での立場は一向に改善しません。長期的にもそうした振る舞いはマイナスになるでしょう。なぜなら、そうしたネガティブな思考の人には人も仕事も寄りつかないからです。

「できません」と断るのは簡単ですが、「もし、できるとしたら」何が必要なのか、あるいは、何が得られるのかを先に考えてみましょう。もちろんただ考えるだけではなく、できれば紙の上に、無理なら頭のなかで、必要なこと、得られることをそれぞれ2つ以上言葉にしてみます。必要なことなら例えば「時間」なのか、「能力」なのか、それとも「自信」なのか。得られるのは、「信頼」や「成長」などが挙がるかもしれません。それらをよく考えたうえで、できるために必要なものを相手に求めてもいいのです。

「できません」ではなく、その仕事をやるための必要なことを言葉(文章)にして考えるようにしましょう。解決までの順序をリスト化しながら考えるようにするのです。そして、必要なことは、他者へのコミュニケーションを介して解決していきます。

前頁:第二章⑤他人を頼れなければ大きな仕事はできない

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