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web研修にeラーニング活用!お勧め動画研修サービス - 社員教育のCAM

2021.10.15 コラム

社員研修の一つの手法として、コロナ禍を機に益々注目を集めている「eラーニング」ですが、皆様の会社でも導入されていらっしゃいますでしょうか。いつでもどこでも何度でも「好きな時間に好きな場所で学習できる」ことから、従来の集合研修に替わる社員研修の手段として、多くの企業で導入・検討されています。そこで今回は、「eラーニングのメリット・デメリットとサービスの選び方」をご紹介します。効果的なeラーニングをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

eラーニングとは

eラーニングとは、インターネットを活用したオンライン教材の配信により、PCやスマートフォン、タブレットからいつでもどこでも何度でも「時間や場所を選ばずに学習ができるサービス」のことです。単にコンテンツを配信するだけでなく、LMS(Learning Management System)と呼ばれるネットワークを用いることで、学習状況や成績情報などの管理を一元化できることが特徴です。具体的には、以下のような機能が挙げられます。

<受講者側の利用機能>

  • マルチデバイス対応:PCだけでなく、スマートフォンやタブレットから受講できる
  • コミュニケーション機能:受講者同士や、受講者と管理者が双方向なやり取りができる

<管理者側の利用機能>

  • 研修プログラム作成機能:社内の既存の教材やデータをデジタル化できる
  • 学習状況の把握:各受講者の進捗度やテスト結果をリアルタイムで確認できる
  • 通知機能:管理者から受講者に学習を促す通知を送ることができる

このような機能により、管理者側は効率良く正確に、受講者の進捗や成績を管理することができます。

eラーニングのメリット

eラーニングには、一般的な集合研修と比較して様々なメリットがあります。 そこで、研修の受講者と導入する企業の立場に分けて、eラーニングのメリットをご紹介します。

【受講者のメリット】

いつでもどこでも受講できる

eラーニングの最大のメリットは、時間や場所を問わず「いつでもどこでも」受講者のタイミングで学習に取り組めることです。PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末からも受講できるため、端末とネットワーク環境があれば、移動時間や空き時間にも気軽に取り組むことができます。また、受講者を一度に集める集合研修では、「急な業務やトラブルで、受講できなかった…」ということもありますが、eラーニングでは各々の都合の良い時間・場所で受講することができるため、社員が一律の学習機会を得ることができます。

何度も繰り返し受講できる

集合研修はその日限りで、一度受講すると終わりですが、eラーニングの場合は、何度も繰り返し受講することができます。集合研修では、全員が同じスピードで受講しなければならないため、受講者の理解度にかかわらず進行が優先される場合もありますが、eラーニングでは、自分の理解度に応じて時間を掛けたり、振り返ったりすることができます。繰り返し視聴することで、一度では理解できなかった内容も知識・スキルとして定着できるため、学習効果が高まります。

【企業のメリット】

コストが削減できる

集合研修では、会場費・移動費・講師への依頼料など、様々な費用が発生します。しかしeラーニングでは、受講者が一ヶ所に集まる必要がなく、研修ごとに講師へ依頼することもないため、それらのコストが発生しません。そのため、eラーニングの方が集合研修に比べて費用を安く抑えられる傾向にあります。また、集合研修を行うための資料や会場の準備も不要になるため、運営側の業務効率化にも繋がります。

進捗状況や全体傾向を把握できる

eラーニングでは、受講者の学習状況や成績情報などを管理する機能が備わっているため、リアルタイムで受講者の情報を把握することができます。そのため、学習が進んでいない受講者に対して受講を促したり、受講者のテスト結果を基に評価をすることができます。さらに、様々な統計や傾向が取れる機能が付帯している場合もあるため、受講者の管理だけでなく、社内の問題点の洗出しや、施策検討のためのデータとしても活用することができます。

eラーニングのデメリット

様々なメリットがあるeラーニングですが、一方で集合研修と比較してデメリットももちろんあります。 eラーニングのデメリットを、メリット同様に、研修の受講者と導入する企業の立場に分けてご紹介します。

【受講者のデメリット】

モチベーションの維持が難しい

受講する時間や場所が自由である上に、一人で学習することになるため、本人の自主性に委ねられます。これにより、講師や他の受講者がいる集合研修と比べて緊張感が薄れ、モチベーションの維持が難しいことが課題の一つです。また、他者の目が無いため、集中力が続きにくいことも挙げられます。eラーニングの効果をより高めるためには、学習管理機能を活用して社員の学習状況を把握し、それぞれにあったフィードバックやアドバイスを行うことで、モチベーション向上に繋げる必要があります。

【企業のデメリット】

環境整備が必要

eラーニングを受講するためにはネット環境の他、PC、スマートフォン、タブレット端末が必要になるため、会社で端末を提供する他、場合によっては、各個人の私物の端末を活用して受講するケースもあります。eラーニングの導入を検討する際には、事前に社員のネット環境・端末を確保し、環境が整備されていない社員がいる場合には設定が必要です。このように、受講環境の整備のためにコストや時間が掛かることがeラーニングのデメリットと言えます。

集合研修と比較した特徴や課題

上記の通り、eラーニングと集合研修には様々な違いがあります。 受講者や実施内容などを踏まえて、より自社の状況に合った教育手段を選ぶことが大切です。

例えばeラーニングの場合、全国各地に拠点があり受講者がいる企業様や、3交代制など勤務時間が不規則な企業様におすすめです。

一方で、集合研修の場合、受講者同士のディスカッションによって新たな気付きを得ることができるため、受講者のコミュニケーションを促したい企業様におすすめです。

eラーニングサービスの選び方

様々な研修会社で提供されているeラーニングですが、それぞれの会社ごとに強みや特徴があるため、自社の人材育成計画や予算に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、どのような基準で選べば良いのか、eラーニングサービスを選ぶ際のポイントをご紹介します。

コンテンツの種類・内容

コンテンツの種類や内容は、eラーニングサービスを選ぶ上で、最も重要なポイントです。様々な内容のコンテンツを幅広く網羅しているサービスや、特定の内容に特化したサービスなど、研修会社によって特徴は様々です。階層別研修や職種別研修のように、幅広い知識を学ぶ研修であれば、幅広く取り扱っているサービスを、業務に関する専門知識など、特定の内容を深く学ぶ場合には、その内容に強いサービスを選ぶ必要があります。

コンテンツ量は、多ければ多いほど良いわけではありませんが、量が多いほど、継続的に学ぶことができるため、意欲的に学ぶ人材の育成に繋がることも期待できます。サービスによっては、社内規定や社内システムなど自社のオリジナルコンテンツが反映できる機能も付帯しています。コンテンツの選択はeラーニング導入の鍵になるため、慎重な見極めが大切です。

コスト

eラーニングを用いた研修では、多くの場合ID数に応じた従量課金制や、人数無制限の月額固定料金制が用いられています。定額制の方が総額は高くなるものの、利用人数が多い場合には結果として安価になるケースもあります。利用人数だけでなく、コンテンツ数や付帯機能によって費用が異なる研修会社もあるため、自社の求めるコンテンツや機能が網羅されており、且つ安価に抑えられる研修会社を選ぶことが大切です。

受講促進機能

先述の通り、eラーニングには「受講者がモチベーションを保ちにくい」というデメリットがありますが、受講促進機能を活用することで、管理者側から受講者のモチベーションを維持することができます。例えば、リマインド機能があると、未受講者に受講を推進することができます。また、複数のコンテンツがある場合、どの研修を受講すれば良いか分からなくなる恐れがありますが、受講者ごとに受講すべきコンテンツを組み合わせたパッケージが作成できると、指示通りに視聴するだけで簡単に学習を進めることができます。

まとめ

時間や場所にとらわれず、「いつでもどこでも何度でも」同じ質の教育を受けることができるeラーニングは、テレワークの推進と共に、今後より一般的な学習方法になることが予想されます。eラーニングは、従来の集合研修やオンライン研修と併用することで、受講者にも管理者にも大きなメリットを与え、社員研修の質を高めることができます。eラーニングだけでなく、社員研修全般でお悩みの方は是非一度弊社にご相談ください!eラーニングから集合研修まで、貴社に最適なサービスをご提案いたします。

 

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