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【イマドキ新入社員のカイゼン術】07.宇宙人とも思える新人を人間にするためには?

2019.03.23 コラム

当コラムを更新していないうちに、平成も終わりを迎えようとしており、サガリも後輩を持ち、すっかり成長を遂げております。

そのような平穏な日々に、思いもよらぬ新たな刺客がやってまいりました!

海外留学後、新卒で入った会社を1ヶ月で退社し、1年半ほどのニート生活を経て、満を持して?中途入社した通称ツノッチ。黒縁メガネが似合う、極度のマイペースな25歳男性。

ツノッチが入社して2ヶ月が経ちますが、

•前日に伝えたことが、翌日には頭の中から綺麗に消えている  (あれ!?あのレクチャーした30分はどこへ!?)

•「報連相」の必要性を説明している際(ちなみに3回目くらい)、メモを除きこんだら「ホウレン草」と記していた  (うん、ベータ・カロテンは必要だよね。わかるよーわかる。)

•受付案内にて、お客様に“お掛けになってお座りください”と平気で言う  (自分が案内されたら、座った後、お尻あげてもう一回座っちゃうよね。)

•電話応対でなかなか明るい声が出なかったので、どうしたら出るようになるか考えてくるよう伝えた翌朝、“女性と話すと1トーン上がることに気づいたので、女性と話している場面を常にイメージします”と真剣な面持ちで答える  (一晩考えてきた結果がそれ!?“練習量を増やします!”の一言が欲しかった…。)

等々、想像を超える出来事の数々に、先輩社員達が鍛えられ、刺激的な毎日を過ごさせてもらっています。

そんなツノッチは、“宇宙人”として社内の市民権を得てはおりますが、どこの企業にもいる、典型的な“イマドキ男子”なのだと思います。

•与えられたことに対して、疑問や不思議に思うことが無い=自分の頭で考えない

•分からなくても分からないと言わず、その場の雰囲気でやり過ごしてしまう=責任感が希薄

•周囲のペースに合わせようとはせず、自分のペースを大事にする=スピードが遅い

等々。 「仕事(≒周囲)を自分に合わせる」のが前提で、「仕事(≒周囲)に自分を合わせる」感覚がないので、本人も戸惑いながら頑張っているところだと思います。

これまで何も考えなくても道は用意され、やるべきことも与えられてきた中で、クライアントが求めるスピードや期待に応える、とはどういうことなのか、日々の業務の中で伝え、本人が気づいていくしかないでしょう。

その成長を導き、開花させるためには、指導社員のサポートが必要不可欠です。 自分たちの当たり前の基準を押し付けるのではなく、若手のこれまでの経験や性格から心情を推察し、日々の言動を観察し、どう伝えれば響くのか、どうすればやる気に繋げられるのか、一人一人と向き合って、適切な指導をするしか、戦力化する方法はありません。

若手の指導以上に、指導側の指導に重きをおくことが、宇宙人を人間にし、戦力化された社会人を育成するカギとなりそうです。

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