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リーダーシップや自己成長を通じて人間としての成長を期待。会社の価値向上に留まらず地域活動でも積極性を発揮する未来を。

2020.02.28
  • 階層別
  • ビジネスマインド
  • ビジネススキル(対人)
  • 部下育成
2019年10月25日・11月8日実施 「指導力向上研修」「自己成長力促進研修」

自身の立場や役割を踏まえた、効果的なコミュニケーションでチームの業績拡大を図れるようにします。また、管理者の方々は、課員のやる気を引き上げるためのコーチング手法を、中堅の方々は、自身が積極的に周囲と関わるコミュニケーション力を身につけます。 詳しく見る >>

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三井農林株式会社 様

三井農林株式会社は、1909年に農林事業製茶業を目的として創業し、1927年には日本初の国産ブランド紅茶「三井紅茶」を発売(のちに「日東紅茶」へ改称)。それから90年、紅茶・緑茶を中心にした飲料 と飲料原料の製造・販売を手掛け、良質な紅茶製品を送り出すだけでなく、本格的な紅茶の普及にPR活動を展開し、紅茶のいれ方、楽しみ方を積極的に発信し、日本の紅茶文化の礎を築いている。

https://www.mitsui-norin.co.jp/

(ご担当者様からの一言)私たちの山梨県北杜市に位置する須玉工場は、1987年に設立され、お茶を中心とした液体飲料と粉末飲料を製造する工場です。ナショナルブランドの商品はもちろん、ホテルやレストラン、ファストフード店などにある、飲料製品をOEM/ODM製品として様々な形で皆様の身近なところへ届けさせていただいております。

実施前の課題
  • 管理職になる前の中堅社員がリーダーシップを発揮し指導者としての活躍が期待される状況の中で、指導の仕方が分からない
  • 上長や先輩、同僚とどうやってコミュニケーションを取ったら良いか悩んでいる
実施後の効果
  • 積極的に自ら声を掛けるようになった

時間や費用をかけても、積極的に教育を受けさせる意義

社員教育に対する取り組みを教えてください。

樋口様:グループ全体で、入社時から階層別研修は一通り行います。工場独自で申し上げますと、免許や資格取得のための教育を推進しているのが特徴です。業務に従事するにあたり、フォークリフトを始めとする機械の取扱いや、独立教育の要素を含めた特別教育など、さまざまな資格要件があります。

OJTはもちろん実施しますが、業務の背景まで理解を深めてもらう為に、派遣社員の方含め働いていただく方すべてに対し教育を推進しています。

高嶋様:さらにここ数年は、工場の方針として「労働安全」「食品衛生」に関わる外部セミナーも積極的に受講してもらっています。最近取り上げられているHACCPなど、世の中の流れを捉えた知識や考え方を習得するのが目的です。

工場の稼働が忙しい中でも、教育にお金と時間を投資されているのですね。

樋口様:結局、全体で見ると安上がりですよね。人事異動しても、業務知識が備わっていれば即戦力になりますし、急な欠勤がでても他のメンバーがカバーできる。工場全体の運営としてうまく回っていくために、教育に力を入れようという方針です。

指導やコミュニケーションに関する悩みを解決する糸口としての施策

今回、中堅層に対する指導力向上と、若手層に対する自己成長促進研修を実施した背景をお聞かせください。

樋口様:3年前に全社的な構造改革を行い、工場においても環境変化がありました。派遣社員の方が増えたりするなどして必然的に若手社員であっても指導者的な立場に。業務内容をしっかりと伝え、指導する時間を取らなければなりません。自分自身の仕事もある中、教え方に悩む社員が多かったことが、背景にあります。全てを1度に解決できるわけではありませんが、何かプラスになることができないかと思っていました。

高嶋様:社員全体に不満や行き詰まり感が蔓延してしまうと、懸念されることは人材の流出です。当社でスキルを磨きこれから活躍してもらえる人たちが、やりがいを持って活躍してもらうためにできることは何だろうかという悩みがありました。社員が活き活きとして仕事に取り組んで貰う為のテーマとして、中堅層には「指導力向上」、若手層には「自己成長促進」。成長を促すきっかけになればと内容やタイトルにもこだわり、研修を実施しました。

研修後のアンケート結果は非常に良かったのですが… 実際、研修内容と課題のマッチングはいかがでしたか?

樋口様:アンケート結果がすべてな感じはしますね。行ってもしょうがなかったという声は一切無かったです。逆に印象的だったのは、普通ああいうアンケートって研修が終わったと同時に適当に書いて退出することがほとんどだと思いますが、2階層の研修どちらもみんな10分以上真剣に書き込んでいて。ああいう光景は今まで見たことないですね。…自分が外部で受講しても、ばっと書いてすぐ出てきちゃいますし。(笑)それだけ心に響いたんだろうなと思います。

嬉しい限りです。

高嶋様:講師のスキルが非常に高く、講義内容をうまく伝えていただいたところは、今回の結果に大きく寄与している印象もあります。

研修後、1ヶ月経ちますが(※インタビュー時)変わったと感じられることはありましたか。

高嶋様:社員と会話しても距離感が近くなった感じはしますね。特に、若手層に関してはあまり研修慣れしていないこともあったり、コミュニケーションが得意というよりはシャイな者の方が多かった。ですが研修の数日後に感想を聞いた際、前だったら‟はい、まあ良かったです。それでは。”と会話を早く切りたがる傾向にありましたが、話が何往復も繋がり、以前よりもコミュニケーションができるようになったと思います。

人の価値の向上が、やがて会社の価値向上へ

今後の展開として、力を入れたいことはありますか。

樋口様:大きな骨格は変わらず、多能工の為の資格取得推進。人間としての成長促進も継続してやらなければと考えています。このあたりは地域のつながりが深いため、会合があったりする。当社に勤める中で、そのような場でも積極的にリーダーシップをとる力を付けてほしいという想いもあります。会社の中でも外でも力を発揮できるような人間性を身につけてほしいですね。

最終的には会社の価値を上げなければいけない。人の価値が結果として会社の価値に通じると思っています。その過程として、社員教育に力を入れていきたいですね。

高嶋様:確かにそういうコメントも研修後アンケートの中にもありましたね。「学んだことを仕事だけではなく、日常の生活でも実践したい」と。

樋口様:余談ですが研修後、社長の定期訪問があって。研修結果を報告したところ、社内のイントラシステム内で配信している「社長ブログ」に‟良い研修だった”と記事を発信していたので、貴社の研修が良かったことは全社員に伝わったと思いますよ。

次回のご用命もお待ちしております!(笑)本日は貴重なお話を有難うございました!

受講者の感想

  • 今後指導する側として、自分の考え方を変え、頑張る気持ちが高まる研修でした。(指導力向上研修)

  • 先生の話が楽しく、時間が短く感じた。(指導力向上研修)

  • 非常に役に立ちました。現在の状況から抜け出せると感じました。(自己成長力促進研修)

  • すばらしかった。今後の人生の役に立つ。(自己成長力促進研修)

  • 話を聞くだけより、手だけでも動かしたり、体験や発表する事で研修に楽しく参加出来ました。(自己成長力促進研修)

CAM営業担当より

三井農林様の生産活動に長年ご協力させていただいており、構造改革による職場環境や労働市場の変化を、私自身も共に体感していました。そのような中で、樋口工場長様より、「どうしたら社員が活き活きと前向きに働くことが出来る環境が作れるか?一緒に考えてもらえないか?」とご相談があり、研修コンテンツの作りこみに着手いたしました。

上司部下との関係、コミュニケーションの取り方・・・等々。人と一緒に働く上で悩みはつきものですが、解決していく手段、方法、考え方を知らないから出来ないことも、私自身の経験から感じていた部分もあり、今回のコンテンツをご提案いたしました。

研修当日、受講された社員の皆様の実直に取り組む姿勢と、真面目さ、素直さは三井農林様にとって最大の強みであると感じるとともに、このような学びの機会・きっかけを設けることで、更なる可能性を見いだせるのではないか?と私自身ワクワクいたしました。

研修というと堅苦しい、面倒くさい、やらされている感で参加されるイメージが強いと思いますが、弊社の研修はお客様の抱えている課題とゴールのイメージを共有し、状況に合わせた講師を選定しているので、ベストマッチングの研修が提供できるのだと感じます。

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