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若手社員の早期離職防止におすすめ!研修やフォロー制度について紹介

2025.12.25 コラム

厚生労働省の調査によると、大卒社員の就職後3年以内の早期離職率は平均で30%を超えていると言われています。働き方の価値観が変わり、転職しやすい時代になったことで、企業にとっては早期離職防止が課題になっています。
今回は、若手社員の早期離職の原因と企業に与える影響を確認し、早期離職防止のための研修やフォロー体制を紹介します。

参考:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」 

 目次

若手社員の早期離職の原因

まず、若手社員の早期離職の原因となる主な3つの理由を紹介します。 

キャリア形成への意識変化

近年ではキャリア形成に対する若手社員の意識が企業依存型から自律型へ変化しています。
「企業に依存せずに自身でキャリア形成していく」と考える若手社員が増えていることが、早期離職増加の理由の1つです。キャリアパスが不明確な場合、どのようなスキルを身につけられ、成長していくのか分からずに不安を抱き、成長機会が限られていると感じます。そして若手社員は成長できる職場を求め、早期離職につながります。

仕事に対するやりがいの欠如

入社前のイメージと入社後の環境や仕事内容のギャップが大きいほど、会社や上司に不満を持ちます。その結果、モチベーションが下がり仕事のやりがいを見失い、早期離職につながります。
また仕事をする中でも、「何のために頑張っているのか」という目標が見えなくなることや、目指すキャリアが不明確であることで、次第にその会社で働く意味を感じられなくなっていきます。

職場の人間関係のストレス

職場における人間関係のストレスや不満が早期離職の理由になることもあります。
上司が人によって態度を変えたり、高圧的な話し方をしたりすると、若手社員にとっては大きなストレスとなるでしょう。若手社員はコミュニケーションを重視する一方で、上下関係よりもフラットな関係を求める傾向があります。そのため、厳しい上下関係や一方的な指導がストレスになりやすく、「職場から逃げたい」と思い早期離職につながります。

 

若手社員の早期離職が企業に与える影響

若手社員が早期離職することで企業に与える影響を紹介します。

採用・教育コストの損失

人材の採用には求人広告費や採用活動の人件費などの多額のコストがかかります。また、入社後に一人前に業務を行えるようになるまでにも人件費がかかっており、早期離職されてしまうと大きな損失になってしまいます。その後、再び必要になる採用活動にもコストがかかります。

人材不足による利益損失

人材不足は、欠員分の業務が既存社員に割り振られるため、一人当たりの業務量が増え現場の負担が大きくなります。また、新しい人を教育する必要があり、一人前になるまでに時間がかかります。そうなると生産性が上がらず、利益も上がりません。これにより、残業時間の増加や休暇取得の困難化を招き、さらなる離職のリスクを高めることになります。

企業のイメージダウン

早期離職が多い企業は学生からネガティブなイメージを持たれてしまい、採用ブランドを大きく損ないます。近年では口コミサイトを確認する人が多く、良くない口コミがあると企業への不信感をもち、応募を避けるようになるでしょう。若手社員の早期離職は企業のイメージを低下させ、志望度低下のリスクを高めます。

 

若手社員の早期離職防止におすすめの研修

若手社員の早期離職を防ぐためには、キャリアへの不安解消やスキルの習得といった、研修の機会を設けることがおすすめです。

単なる知識習得の場ではなく、グループディスカッションを入れることで部署を横断してコミュニケーションを取ることができます。早期離職防止におすすめのテーマを4つ紹介します。

キャリアデザイン研修

キャリアデザイン研修では自身のキャリアを明確にしていきます。若手社員にキャリアデザイン研修を行うことで、これまでの仕事を振り返り、具体的に自分の将来像をイメージするきっかけになります。さらに、今の職場で自分のやりたいことや目標を改めて確認することで、モチベーション向上の効果が期待できるでしょう。
また、研修でキャリア観を共有することで一人ひとりに対してのサポートがしやすくなり、早期離職の防止につなげられます。

コミュニケーション研修

コミュニケーション研修では、相手を理解するための傾聴力や、建設的な意見交換の方法等を学びます。立場や価値観を尊重しコミュニケーションを取ることで人間関係のストレスを軽減させることが可能です。
良好なコミュニケーションを促すスキルを身につけることで、若手社員と上司の信頼関係が構築でき、人間関係のストレスによる早期離職を防ぐことができます。

リーダーシップ研修

リーダーシップ研修では、リーダーシップを発揮するために必要な知識やスキルを身につけることができます。若手のうちからリーダーシップを習得することで、難しい案件にもチャレンジしていける自己効力感や自己決定感の向上が期待できます。結果として、モチベーションやパフォーマンス、仕事へのやりがい感の向上から、早期離職防止に効果的です。
また、リーダーシップの習得には時間がかかります。リーダーになってから急にリーダーシップを発揮することは難しいため、若手のうちからリーダーシップを習得する機会を設けると、次期リーダー層を育てることにもつながるでしょう。

ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキング研修では、論理的に考え、結論を導き出す思考法を学びます。
分かりやすい、伝わりやすい報連相ができるようになり、問題解決や意思決定もできるようになっていくので生産性の向上につながります。コミュニケーションも円滑になり、仕事へのモチベーションも向上することで、いち早い成長を促すことができ、早期離職防止の効果が期待できます。

 

研修だけではNG!研修以外の早期離職防止対策

早期離職防止策を考えるにあたって、原因を把握した上で、効果的な対策を選択する必要があります。
研修を行うことはとても有効ですが、研修だけでは定着しにくいこともあり、研修と併せて制度を整えることが必要です。研修以外の制度や取り組みを紹介します。

定期的なフォロー

上司との面談やメンター制度などの継続的なフォローは、心理的安全性の向上、スキルアップへの意識向上の効果があります。また、「支援してくれる企業」という感覚から自社への信頼が生まれ、継続的に働きたいという想いが生まれやすいでしょう。定期的なフォローの中で、若手社員の課題や傾向を掴み、効果的な研修テーマを選びましょう。

具体的な行動目標の設定

それぞれの研修を踏まえ、具体的な行動目標を設定することで目指す方向性が見えやすくなります。達成度を評価し、努力を認めることで主体的な行動を促進できます。また、PDCAを回していくことで長期的な成長につながり、キャリアアップへの意欲も高まるでしょう。

キャリアアップを目指しやすい環境づくり

まずは企業としてキャリアデザインの重要性を理解し、若手社員の成長を支援できる環境をつくっていきましょう。若手社員本人のキャリア意向を尊重しつつ異動や職種転換を行うことや、公募で異動を支援する「キャリアチャレンジ制度」も早期離職防止に効果的です。
一人ひとりがやりがいを感じられるようにすることで、モチベーションの向上だけでなく生産性の向上にもつながります。

 

まとめ

若手社員の早期離職は採用・教育コストの損失や、人材不足による利益損失、企業のイメージダウンなどの影響をもたらします。今回紹介した早期離職防止におすすめの研修に加えて、制度や取り組みを行い、若手社員の早期離職防止につなげましょう。
若手社員の早期離職にお悩みの方は、ぜひ一度、キャムテックへお問い合わせください。

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