閉じる

News Columnニュース・コラム

なぜ女性管理職が少ないのか?女性管理職が育つ職場づくり-社員教育のCAM

2022.11.22 コラム

 

女性活躍推進法の制定により、各企業でも女性管理職を増やす取り組みが積極的に行われていますが、他の先進国と比較すると未だ低水準で、日本における女性リーダーの育成は遅れていると言えます。

女性管理職を育成することによって、企業のパフォーマンスや生産性の向上に大きな影響があることがわかっています。そのため、企業の成長には女性管理職の存在が必要不可欠でしょう。

そこで今回は、「女性管理職が増えない現状やその理由、また女性管理職を増やすメリット」について紹介します。

女性管理職の現状

厚生労働省の「女性の管理職割合や育児休業取得率などに関する状況の公表」によると、令和3年度の女性管理職割合は以下の通りでした。

部長相当職 7.8%
課長相当職 10.7%
係長相当職 18.8%

参考:厚生労働省|女性の管理職割合や育児休業取得率などに関する状況の公表

各企業の取り組みにより女性管理職の割合は微増傾向はあるものの、世界的にみると依然として低いため、より一層注力する必要があるといえます。

女性管理職が少ない理由とは

女性管理職が少ない理由として考えられるのは以下の通りです。

  • 妊娠・出産などによる長期休暇を懸念
  • 女性自身が管理職を希望しないケースが多い

妊娠・出産などによる長期休暇を懸念

女性は妊娠や出産の際に、産休や育休を取得することになるため、「管理職である自分が長期休暇を取得することに抵抗がある」と考える人も少なくはありません。また、「自分が休むことによって業務が回らなくなるのではないか」「他の人に迷惑をかけるのではないか」と考える人も多いようです。

仕事とプライベートのどちらかを優先しなければいけないとき、女性はプライベートを優先せざるを得ない傾向にあるため、今後の課題として、すべての女性管理職が長期休暇を取得しやすい環境を作ることが大切です。

女性社員が管理職を希望しないケースが多い

女性管理職が増えない大きな要因として、「そもそも女性社員が管理職を希望しないこと」が挙げられます。

女性社員が管理職を希望しない主な理由は以下の通りです。

  • 女性の継続就業率が低いため、比例して管理職希望者が少ない
  • 時間外や夜間、休日出勤を希望しない
  • 育休や産休などにより、長期休暇を取得する予定がある
  • 業務の難易度や責任感が増すことを希望しない

現在もなお、「男性は仕事 女性は家庭」といったジェンダーバイアスが残っていることもあり、結婚後は退職して家庭に入ることを選択する女性も少なくはありません。そのため、必然的に管理職希望者が少なくなると考えられます。

また、ワークライフバランスを重視して、長時間労働や全国転勤、業務の難易度増加などを希望しない傾向にあります。

企業が女性管理職を増やす3つのメリット

企業が女性管理職を増やすことによって得られるメリットは以下の通りです。

  • パフォーマンスの向上が見込める
  • 優秀な人材の採用につながる
  • 社外からの評価につながる

パフォーマンスの向上

女性管理職を増やすことによって、以下のパフォーマンス向上が見込めます。

  • 財務パフォーマンス
  • 株価パフォーマンス

その理由として、女性管理職の新しい視点が増えることによるイノベーションの推進が挙げられます。実際にも、女性管理職の視点から新しい発想が生まれ、生産性の向上につながることも珍しくはありません。女性ならではのアイデア等を引き出すためにも、積極的な女性管理職の採用が有効です。

優秀な人材の採用

女性管理職が増えることによって、女性が働きやすい環境が整えられるため、優秀な人材の確保や流出防止につながります。実際のところ、女性活躍の状況が投資判断でも重視されており、「女性が企業の業績に影響を与えている」ことが証明されています。女性の優秀な人材確保のためには、女性管理職のアイデアや能力は必要不可欠です。

社外からの評価

女性の活躍に力を入れている企業として、社外からの評価につながることも期待できます。女性の活躍状況が投資判断でも重視されている他、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」への登録も可能になります。

社外から評価されることによって、男女問わず優秀な人材の採用につながり、その結果として、生産性の向上につながるなど、好循環が生まれます。

女性管理職を育成するためには研修が有効

女性管理職を育成するためには、まず「女性が働きやすい環境を作ること」が大切です。同時に「女性が管理職を目指しやすい環境」も意識して作らなければいけません。たとえば、ワークライフバランスの観点から、女性管理職が出産・育児を行う際のサポート体制を明確にしておくと良いでしょう。

他にも、研修を通して「女性管理職の育成」を行うことも有効です。研修を通して、女性管理職候補に対する「管理職になる上での心構えや役割」、男性管理職に対する「女性管理職の育成方法」など、各種研修を通じて、女性管理職を育成することができます。

まとめ

女性管理職の割合は未だ少なく、課題も山積みです。しかし、女性管理職を増やすことによって、企業のパフォーマンスが向上や、社外からの評価につながるなど、さまざまなメリットがあります。

今後、女性管理職を増やすためには「女性が働きやすい環境」を作ることが大切です。女性が働きやすいと思える環境を作るためには、女性ならではの視点も大切です。

女性管理職に必要なスキルの習得や、女性管理職の育成を行うための方法等は、研修を通して学ぶこともできます。これから、積極的に女性管理職を増やしていきたいとお考えの企業様は、ぜひお気軽にお問い合せください!

関連する研修

関連する投稿

メールでのお問い合わせ
03-6837-5302 平日9:00~18:00