プレイヤー9割の管理職をマネジメントへの意識転換を~自動車部品の製造会社様~
2019年11月中旬、神奈川県の海外生産向け各種自動車部品の包装、梱包業務などを行っている会社様にて、「次世代部長育成研修」を実施し、16名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様は、現役課長職の社員に対し次世代部長として
・トップマネジメントの視点をもつ
・経営方針企画への参画と自部署目標を早期で達成する意識をもつ
・勝ち続ける組織をつくる
・部下が確実に育つ環境をつくる
上記の目標を達成するための、「次世代部長育成研修」を実施しました。
今回の研修ではまず、改めて管理職として求められている役割について整理し、ワークを通じて自身の普段の仕事内容(何に時間を使っているか)について見直しました。そして、やるべきことの中で重要度や納期などから優先順位を決めて、スケジュールを作成する際のポイントを学んでいただきました。
管理職に求められていることは自ら仕事をし利益を上げることではなく、チームをマネジメントすることで、全体の利益を上げる役割を求められています。しかし、受講者の方の多くはチームをマネジメントするよりも、自ら仕事をすることに多くの時間を使っていることが分かりました。
研修を機会に、自身の役割について理解し、スケジュールの立て方を変えることで、組織づくりの中心的な役割を担い、目標達成が出来る部署づくりにつなげていただけるよう、意識改革をしていただきました。
次に、部下育成に必要なスキルとして「ティーチング」「コーチング」「フィードバック」「ほめる、しかる」の各スキルについて、ワークを交えながら職場に戻って活用できるよう、繰り返し取り組んでいただきました。
組織が利益を上げ続けるためには、部下育成は非常に重要です。
相手の事に興味を持ち話を聞くこと、正すべきところは指摘し、認めていることはしっかりと伝えるなど、身につけていただいた部下育成スキルを一つ一つ職場で実践し、次世代の育成をしていただけることを願っています。
受講者の声
・現状の自身の課題につながる(人材育成)内容だったため。大変参考になりました。
・コーチング、フィードバックのこつが、少し分かった気がする。
・コミュニケーションが良くなる事で、部下の育成にもつながると感じた。
・相手との関り方を、色々学べた。
講師より
今回の企業様のように、自分自身のマネジメントに関する時間の使い方では、9割の方がプレイヤーとしての仕事で偏ってしまっていることは少なくないと思います。管理職として、自身の役割を理解し、 部下のマネジメントを中心に考えるようにシフトチェンジしていくことが必要です。
研修内容
- オリエンテーション
- 管理職の仕事とは
- 時間管理
- 部下育成スキル
- 今後に向けて
- まとめ
導入事例
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