社会人のスタートに安全衛生教育の基礎を固めたい~産業機器製造業様~
2020年4月上旬、長野県の産業機器製造業様にて「新入社員対象 安全衛生研修」を実施し、7名の方々にご参加いただきました。

今回の企業様は、新入社員の方々に対して、
・(事故につながる危険性もあるため、後から徐々に分かれば良いという話では無いことから)入社のタイミングで、安全衛生への意識醸成・注意喚起をしたい。
という、ご要望をお持ちでした。
そこで今回は、安全管理の重要性を理解していただくために「新入社員対象安全衛生研修」を実施いたしました。
入社後1週間位の新入社員の方々でしたので、安全への理解を深めていただくために「職場でよく起こしそうな事故」にはどのようなものがあるか、個人およびグループで考えていただきました。さらに、事故を未然に防ぐ為に組織としての取り組みや仕組みを徹底することがいかに重要か、必要性を理解していただきました。
また、安全衛生を学ぶ際に必ずと言って良い程出てくる「ハインリッヒの法則」(1つの重大事故が発生する前には、29件の軽い事故の発生と、300件の事故にはつながらなかったヒヤリハットする原因がある)にも触れ、事故とは氷山の一角であり、ちょっとした怠惰な姿勢が大きな事故につながる怖さを感じていただきました。
その上で、それらの事故を起こさない為に必要な4つの原則を解説し、加えて日々徹底すべき報連相をロールプレイング含め、実践に落とし込めるよう徹底的に繰り返しました。
事故を引き起こさないための必要性理解と、具体的方法を実践した後は、自分だけが良ければ良いのではなく、チーム全体で成果を出すことが社会人には求められること、そのための大前提として、遅刻・欠勤をしないために「心身の健康」を、常に維持することの重要性を理解していただきました。
今回は、コロナの感染拡大に伴う自粛期間であった為、受講者と研修会場を離したオンライン研修でしたが、皆様の積極的な参加姿勢も手伝い、集合研修と変わらぬ雰囲気のまま、進行することができました。
受講者の声
- 参考になることが多かったので、今後仕事をする上で実践していきたい。皆が良い雰囲気で働けるように、職場環境を良くしていきたい。
- 今回の研修で特に印象に残ったことは、新入社員でもパワハラの加害者になり得るということです。これからも言動に気を付けたいと思いました。
講師より
多くのワークを入れ、全員が一度は発表できるようにと工夫しました。最後には研修のまとめとして、職場で実践したいことを60秒で語っていただきました。配属後の現場で活かしていただけるものと期待しています。
今回は「安全衛生」に特化した研修でしたが、配属が決まって現場に慣れてきた際に、一度「タフマインド」系のマインドセットした研修(フォローアップとして)が必要であると思います。この研修を行うことで、今一度モチベーションアップを維持できる効果があります。
研修内容
- 安全管理の重要性
- 労働災害について
- 身体と心の健康管理の徹底
- まとめ
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