気持ちの良い振る舞いができる若手社員で会社をいっぱいにしたい~部品製造メーカー様~
2019年9月下旬、兵庫県の部品メーカー様にて「ビジネスマインド醸成研修」を実施し、26名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様は、新入社員を含む若手社員に対して、
・廊下で会っても挨拶しない。
・出勤時間間際に出社し、早く来て準備をするという意識は皆無。
という課題をお持ちでした。
そこで今回は、「社会人としての振る舞いやプロ意識を持たせること」を目的とした「ビジネスマインド醸成研修」を実施いたしました。
受講者の皆様は、半年~2年前の入社時に新入社員研修で受講したことではあったものの、オリジナル演習を通して改めて「仕事と趣味の違い」を考えていただきました。“仕事として自分達に求められているものは何か”を振り返り、求められる行動と自身の日常行動を比較していただきました。
若手社員である自分達にできることは限られていること、その中でも社会人として必要な、報連相を含むビジネスマナーを身につけていただき、仕事を頼みやすい、職場において誰からも「愛される社員」を目指していただきました。
報連相に関しては、漠然とした必要性は認識されていましたが、今回の研修で、それぞれの目的や違いを明確に理解し、場面に応じて使い分けられるようになったことで、今後の業務の中で発揮していただけるものと思います。
また、研修を進めていく中で、こちらが明確に伝えなくとも、「4月にできていた挨拶や振る舞いが出来なくなっている」「入社当初は、率先して手を挙げて新しい仕事を前向きに取りに行っていたが、最近は気分に任せてやったりやらなかったりしていた」等、ワークやロールプレイングをすることで、求められている行動を全うできていないことに自ら気づいていただけたようでした。
仕事の成果は「クライアント」が決めること、そして最大のクライアントは「上司」であること。 つまり、上司の期待に応えることは、結果的に自社とエンドユーザ―の期待に応えることに繋がるということ。 今回の参加者の皆様は、ここに最大の「気づき」を得ていただきました。
受講者の声
・入社して半年で様々な研修を受けてきましたが、気付かされる部分が多かったです。まだまだ仕事に対する向き合い方など分からないですが、今日の話をお聞きして、少しでも自分の中に取り込めたらと思います。
・入社して約半年が経ち、4月に研修で学んだビジネスマナーなども忘れかけていたので、今日の研修で改めて見直す機会になったので良かったです。
・挨拶などがおろそかになってきていたので、この講習で挨拶がとても大事という事を再認識することが出来た。今後はより多く、色々な人に挨拶しようと思います。
・現場での作業は、直接お客様につながるだけでなく、上司や先輩方の要望にも応えるという事を再認識出来ました。
・自身も言われた事しかできない所が多くあったので、それ以上の事をしないと評価されないのだと改めて気付いた。
講師より
長期的に成果を上げるためには、「あいさつ」や「報連相」など当り前のことを徹底することが大切で、最初のスタートダッシュの段階でこれを習慣化してしまえば、自分の社会人人生において有益であることをお伝えし、参加者の皆様にしっかり腹落ちしていただけたと思います。 また、受け皿となる職場環境も大切ですので、行動の継続ができるようにサポートいただきたいと思います。
【講師:相田 吉雄】
研修内容
- 役割認識の把握と実践
- モチベーションの維持
- コミュニケーション
- 部下・後輩への指導
- ビジネスマナー
- メンタルヘルスケア
- 営業力
- プレゼンテーション
- ロジカルシンキング
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