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生産性の高いチームを作る「チームビルディング研修」は研修会社にお任せ!

2023.01.20 コラム

ビジネスで大きな成果をあげるには、コミュニケーションの活性化やメンバーのモチベーション向上など、チームとしてパフォーマンスを上げていくことが大切です。

これまでは、リーダーがメンバーに対して指示をするチーム体制が一般的でしたが、近年では一人ひとりが最大限に力を発揮することで目標達成できるチームをつくる「チームビルディング」が注目されています。

そこで今回は、組織の成果を最大化するための「チームビルディング」の目的やメリットを紹介します。

チームビルディングとは

チームビルディングとは目標達成できるチームを作り上げていく取り組みです。メンバーそれぞれがスキルや能力、経験などを最大限に発揮し目標達成を目指します。

目標達成に向けてメンバー同士が協力し合う“チームワーク”にも類似しますが、チームワークは関係性の概念を表すものです。

チームビルディングはチーム全体で取り組むもので、管理職やリーダーが主体となり指示命令を出すチームマネジメントとは異なります。

チームビルディングの目的

チームビルディングを実施する目的を3つ紹介します。

若手社員の育成

チームビルディングは若手社員の研修にも実施される、効果的な人材育成方法のひとつです。近年、若手社員の中にはコミュニケーションを苦手としている人が多く、組織に馴染めていない様子がみうけられます。社員同士が自由に意見や考えを交換し合い、コミュニケーションを取れるような環境を用意することで、社員のパフォーマンスの向上に期待ができます。

経営方針の共有

チームビルディングの実施は、会社の経営方針を各社員へ共有することにもなります。チームメンバーの役割を明確化するチームビルディングは、会社が求めている役割を確認することができるためです。チームの役割に合わせて経営方針の共有を行い、会社のビジョンを浸透させることができます。

また、社員に経営方針を正しく共有することで、顧客や取引先に対して会社の考え方や価値を適切に伝え、信頼を高める効果もあるでしょう。

人材の適材適所

チームメンバーの考え方や価値観を把握するのにチームビルディングは有効です。トップダウンではなくチーム全体で目的の達成を目指すスタイルのため、メンバーそれぞれの距離が自然と近くなり個性の把握がしやすい環境が構築されていきます。

その結果、メンバーの特性の把握、理解が進むことで最適な人材配置ができます。メンバーにとっても得意領域を活かせるポジションや仕事内容に携われれば、モチベーション向上にもつながります。

チームビルディングの5段階プロセス

チームが目標を達成するには、現在の状態を知り、次に目指すべき方向性を知る必要があります。

チームの状態や段階を知るための方法に「タックマンモデル」があります。

形成期

形成期はチームが形成されたばかりで、お互いのことを知らない状態です。目標の共有もできていない時期のため、チームを結成した理由や業務、目標をメンバー全員に示して、同じ目標に向かって行動できるようにする必要があります。

混乱期

形成期を経てお互いのことを知るようになり、意見や主張が出始めるとメンバーの対立が起こりやすくなる混乱期に入ります。

混乱期に入ったチームでは意見や主張の衝突を避けずに議論を行い、お互いの理解を深め、認め合うことが大切です。

統一期

メンバーそれぞれが意見や主張をし合うことで、メンバーの考え方や価値観の相互理解が深まり、チームがまとまり始めるのが統一期です。メンバーのスキルや得意分野、経験を活かして役割分担を行い、目標を共有していくことでチームワークが生まれます。

機能期

目標達成のためにメンバーそれぞれがすべきことを理解し、細かい指示がなくても主体的に動けるようになるのが機能期です。

機能期に入ったら、細かい指示を与えるのではなく、リーダーはメンバーが自走できるサポートに入るようにします。

散会期

散会期は目標達成、プロジェクト完了などチームとしての活動を終える時期で、メンバーが「やり遂げた」という満足感や達成感を得ている状態が理想です。

リーダーはメンバーに激励や感謝を伝えることで、また別の仕事に移るメンバーのモチベーションを上げることができるでしょう。

タックマンモデルを利用してチームの段階を確認することで、目標達成に必要な行動や、効果的な施策がわかります。

チームビルディングのメリット

チームビルディングを実施するメリットは、コミュニケーションの活性化、モチベーションの向上、アイデアの創出などがあります。

コミュニケーションの活性化

チームビルディングの実施は、メンバー同士で目標に対する共通認識が生まれ、自然とコミュニケーションが増えていきます。コミュニケーションの増加は、報告・連絡・相談の抜け漏れを防ぎ、チーム内でのノウハウや知識の蓄積がされ、目標達成への加速や課題解決にもつながります。

モチベーションの向上

モチベーションの高さは仕事への熱意や関心に比例します。モチベーションの高いメンバーが多いチームは、成果や生産性の向上が期待できるため、チームビルディングを通じてメンバーのモチベーション向上を促すことは重要です。

アイデアの創出

チームメンバーの価値観や考え方をまとめていくと、自分ひとりでは出てこないようなアイデアに触れられる可能性が高まります。違った考え方や価値観に触れることで創造力が磨かれ、組織に斬新なアイデアが生まれることがあり、問題や課題の解決につながりやすくなります。

メンバーの考え方や価値観に触れられるのは、チームビルディングを実施するメリットといえるでしょう。

チームビルディング研修に使えるワークショップ

チームビルディング研修の実施方法は、様々な内容がありますが、ここではワ-クショップを紹介します。

筋トレ

メンバー全員で筋トレを行うワークショップです。

トレーニングジムや自宅で行う筋トレとは違い、メンバー全員で筋トレをするという非日常的な体験をして、達成感を味わえます。

ただ筋トレを皆で行うのではなく、チーム分けをして早さや回数などを競うのもおすすめです。

「早さ」「回数」を上げるにはどうしたら良いのかをメンバーで考えることで、コミュニケーションの増加にもつながり、身体的なリフレッシュもできる、おすすめワークショップです。

陽口(ひなたぐち)

陰口(かげぐち)の反義語になる陽口(ひなたぐち)をメンバーに言っていくワークショップです。

陽口は対象者が目の前にいない設定で行い、対象者の良い部分、ポジティブな印象などを発表します。

チームメンバーから認められている・見てくれているなど、メンバーの心理的安全性を高められるため、組織のなかで自分の考えを安心して発言できる環境につながります。

オンライン焚き火

オンラインでチームビルディングを行う際は、オンライン焚き火がおすすめです。

焚き火の音や炎にはゆらぎを感じる効果があり、脳がリラックスモードに入ります。

不安や悩み、将来の目標など普段なかなか話すことのない話題も、焚き火のリラックス効果で素直に話せるという効果が期待できます。

チームビルディングには研修が効果的

ここまで、チームビルディングの目的やメリットを紹介しました。

チームビルディングを通じて、チームの目標達成や生産性の向上、コミュニケーションの活性化など、を行うためには、キャムテックの「チームビルディング研修」がおすすめです。

キャムテックは企業に合わせたオーダーメイドの研修を実施しているだけでなく行動定着までの継続的なトレーニングも行っているためより成果につながります。

成果を上げられるチームを構築したいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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