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マラソン大会開催中止に見るリスクマネジメントと危機管理

2020.02.19 コラム

2007年の第一回目から、毎年エントリー数が増加し、プレミアムチケットになりつつある東京マラソン。日常的にマラソンを楽しむランナーに限らず、普段走らない人でも参加したい大会として、ホノルルマラソンの次に挙げる人も少なくありません。その東京マラソンが、新型コロナウィルス感染拡大の危険性から、13回目にして初めて一般参加者枠の取りやめを決めました。開催続行する大会もある中で、その判断の是非とは?

開催された大会と参加者たち

3/1開催の東京マラソンが一般参加者枠の取りやめを決めたのに対し、その2週間前に開催された日本各地のマラソン大会は予定通り実施され、約50万人のランナーが参加しました。それらの大会では、マスク姿のランナーが多く見受けられ、休憩所では消毒液も置かれていたようです。

各地でのマラソン大会は地域活性化にもつながるイベントで、赤字にしたくはない運営側と、すでに支払いを済ませその日に向けて体調を整えているランナーの想いを鑑みれば、予定通りの開催は双方にとって有益であると言えます。

ただ、感染者が増え、政府の対応の遅れも問題視されている中で、これだけの人を集める大会を開催すべきであったのか、開催されたとしても個人として参加すべきであったのかは、社会生活を送る上で、全体最適であったか疑問が残ります。

徹底したリスクマネジメントと迅速な危機管理が求められる時代に

自然災害、情報漏洩、商品欠陥、人材流出…等々、ビジネスには危機がつきものです。今回のウィルスの蔓延含め、いつ何が起こるか分からない時代には、これから起こる可能性のある危機・危険に備えるリスクマネジメント(リスク管理)と、すでに起こってしまったトラブルに関して、事態がそれ以上悪化しないように状況を管理する、危機管理が求められます。

危機に直面してから対応策を考えていたのでは、到底間に合いません。順調な時こそ、すでに起こり得るマイナスを予測し、マニュアル化や社内制度改定、社員教育等、危機を未然に防ぐためにできることは多くあるものです。

まずは、常にリスクと隣り合わせであること、放っておくとリスクにつながる恐れがあること、リスクの目を未然に防ぐことへの意識を高めてみてはいかがでしょうか。

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