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「自分と他人のコミュニケーションスタイルは違う」ことへの理解がチーム力を高める~医療機器商社様~

2019.03.11 研修レポート

2018年9月、兵庫県の医療機器商社様にて「中堅社員対象 次期管理職候補者研修」を実施し、16名の方々にご参加いただきました。

今回は、次期管理職候補の社員に対して、

•「自分は責任者ではない」という姿勢で周囲への関わりが薄く、受動的な業務姿勢

•後輩が出来ても部下ではないため、あまり関わろうとしない

という課題から、「チームが成果を出すために自分に何ができるのか」を考えられるようになってほしい。 というご要望をお持ちでした。

研修内容と当日の様子

ご参加いただきました皆様は、研修機会をあまりお持ちではないと事前に伺っておりましたが、積極的にご参加いただけました。

研修への目的意識を持たせること/自身の仕事を振り返り、今後向けての改善点に気づいてもらうことを意識したコンテンツを展開いたしました。

特に「仕事に求められる期待/役割」「フォロワーシップ」は、時間をかけておこない、役割醸成に力をいれました。

また、研修へ入りやすくするために、ゲーム要素/ワーク要素を通常よりも多く取り入れて行いました。

冒頭では重要なコンテンツとして、様々な立場で自身の役割を考えていただきました。特に上司やメンバーの立場で考えていただくことで、自分事化でき、その後のコンテンツにさらに前向きに受講いただいたように思います。

後半のコミュニケーションパートでは、知識学習とロールプレイを折り混ぜながら取り組んでいただきました。「自分と他人のコミュニケーションスタイルは違う」ことを頭ではわかっていても、実際には自分を押し通す方が多くなっています。その大切さをアンケートから拝見しても感じていただいたように思います。また、相当意識をしなければ「傾聴力」「共感力」は発揮できないことなども体感していただくことができ、多くの方に今後伸ばす力として挙げていただきました。

その後のキャリアビジョン作成も含めて、ご自身が今後取り組むべき内容も整理ができていた一日だったように思います。

受講者の声

•講師ご自身の経験も踏まえて話されていたことと、パズルなど机上の講義だけではなかったので飽きなかった。

•話し方など聞き易かった。研修が楽しいと感じた。

•自分だけだったら、考え方が固くなってしまっていた為、セミナーを受けて見直すべき所が分かった。

•相手のタイプに応じてコミュニケーションの取り方を変える必要がわかった。

講師より

自分と他人のコミュニケーションスタイルは違う」ことに、体感ゲームを通して気づいていただけたことは、受講者の皆様にとって、大きな収穫であったと思います。日常業務の中で忘れることなく、相手の状態を把握すること、傾聴・共感を実践し続けていただけることを願っております。

【講師:杉島】

研修内容

  • オリエンテーション
  • 仕事で求められる期待/役割とは?
  • チームで中心的な役割を果たすために
  • 仕事で求められるコミュニケーションスキル
  • 今後のキャリアに向けて「自分軸」を明らかにする
  • 自身の仕事のさらなるレベルUPに向けて、取り組むこと

導入事例

自分と相手の理解度や前提が異なることを認識することが、コミュニケーションの第一歩~株式会社シーズ~

どれだけ叱っても部下には伝わっていなかった?~清水工業株式会社~

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