新型コロナウィルス感染拡大の影響から見えてきた改善点
新型コロナウィルス感染拡大の影響が取りざたされてから、1ヶ月が経過しました。日々、発信される情報を取捨選択し、個人として、企業としての対応が求められている状況が続いていますが、企業としてプラスに働くこととは何でしょうか。
各方面で求められた「活動自粛」
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、各地で自粛が余儀なくされた活動は主に下記の通りです。
・ライブ、ファッションショー、舞台、講演会、スポーツや文化等のイベント
・全国の小中学校における対面授業、各式典
・スポーツジム、ビュッフェの娯楽
・通勤
・不要不急の外出 等々
取り巻く環境や職種によって、影響度合いは様々ではあるものの、今回の事態は少なからず誰もが影響を受けており、自粛に伴う損失・損害は図りしれません。また、過度な経済活動の自粛に伴う、今後の経済悪化は避けて通れないかもしれません。
その論議は一旦置いておくとして、今回のように強制的に環境変化を強いられることで、改善できることが見えてくることもまた事実です。
活動自粛期間中に改善したこと
非常時の環境変化に伴い、通常通りの業務がままならない中で、各社では新たなサービス開発、社員の勤務・働き方の見直し、社内間連携方法の改善、がなされた事例も多く伺います。
・社員全員を在宅勤務にした ⇒ 新たな働き方の実績が作れた/生産性が高まった/通勤時間削減等、時間を有効活用できることによる社員満足度が高まった
・オンラインミーティングを導入した ⇒ 場所を選ばずにミーティングを実施することで、移動時間の削減につながった
・人が集まることで成り立つサービスを提供していたが、オンラインシステムの活用や無人で成り立つ手法を取り入れる等、新サービスの開発に着手し始めた ⇒ 新たな売上期待が高まった/既存の考え方に捉われない雰囲気が生まれた
これらのように、労働環境の改善や新たな施策・売上に繋げる動きを取っている企業が多くあることは、とても建設的です。
マイナスをプラスに変える思考力の醸成
今回の事態を受けて、一見マイナスに見える事態でも、プラスに変えるチャンスにすることは、捉え方・取り組み方次第と言えます。前向きな捉え方をし、前向きな行動に移せる社員がひとり一人増えていくことで、いかなる事態も好転させる強い組織づくりに繋がっていきます。
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