ロジカルシンキングを身につけて周囲の課題を解決させる~電子部品製造業様~
2021年3月中旬、新潟県の電子部品製造業様にて、「次期管理職対象 ロジカルシンキング研修」をオンライン形式で実施し、20名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様は、次期管理職の方々に対して、
- 今後、管理職を目指すために、監督者として必要なロジカルシンキングを身につけてほしい。
- 論理的に考えて整理をすることで、業務の効率化を図り、課題解決等のスキルを強化してほしい。
というご要望をお持ちでした。
そこで今回は、論理的思考力を高めるポイントを理解した上で、実践を通じて習得する「次期管理職対象 ロジカルシンキング研修」 を実施いたしました。
まず初めに「ロジカルシンキングとは何か」として、ロジカルシンキングを習得することで何ができるのか、どんな場面で使うことができるのか、またロジカルシンキングを行う際のポイントをお伝えしました。
その上で、上司への報告や課題の整理、会議の情報整理など、様々なシチュエーションでの演習を通じてロジカルシンキングを実践し、ロジカルシンキングでは、①集めて ②くくって ③出して ④まとめるという「4つの流れ」が重要であることをご理解いただきました。
さらに、ロジカルシンキングを用いて論理的に分析した情報を、相手に論理的に伝える方法として、「PREP法」についてもお伝えしました。
研修の冒頭と、最後に『あなたが思う自社の強み・魅力とは? 』 というワークに取り組み、代表者の方に発表していただきました。初めは、ただ列挙しただけの説明だったのが、研修の終わりには、「強みは2つあります。1つ目は○○です。なぜなら~だからです。例えば…です。だから、○○が強みです。」などと、非常に論理的に分かりやすく伝えられるようになりました。
今回新たに習得した、ロジカルシンキングの知識やスキルを定着化・習慣化していくためには、 継続な実践が必要であり、最初のうちは意図的に使うようにすることが大切です。 是非、学んだことを今後の実務に活かすためにも、職場で徹底的に活用していただきたいです。
今回は新型コロナウィルス感染防止のため、企業様と講師を繋いでのオンライン研修での実施となりました。通常の集合研修とは異なる環境でしたが、 距離を感じることなく、受講者の皆様には積極的にご受講いただけたと感じております。
受講者の声
- ロジカルシンキングを職場で意識して使ってみようと思いました。
- 分かりやすい伝え方を教えていただいたので、今後の業務に活用します。
- 以前にもオンライン研修を受ける機会があったが、今回はワークが多かったので積極的に参加できた。
講師より
「ロジカルシンキング」を活用することで業務がもっと効率よく進められることを実感されたと思います。今回の研修では演習を繰り返し行い、ロジカルに物事を考えるトレーニングを中心に行いましたが、回数を重ねるごとに、回答を出すまでの時間が短くなり、さらにその質も向上していました。 是非、 今回の学びを職場で活用していただきたいです。
研修内容
- 論理的思考能力(ロジカルシンキング)とは何か
- 論理的思考能力(ロジカルシンキング)の実践
- 論理的に伝える
- まとめ
導入事例
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