チームマネジメントに必要な4つのコミュニケーションの取り方~自動車販売会社様~
2019年7月下旬、大阪府の自動車販売会社様にて「新任チーフ研修」を実施し、14名の方々にご参加いただきました。
今回の企業様は、
・拠点のマネジメントだけではなく、経営層視点を持ってほしい
・年上の部下、後輩に対して、遠慮せず適切な指導ができるようになってほしい
というご要望をお持ちで、一昨年度より、内容をブラッシュアップしながら昇格されたチーフの方々に対して、毎年研修を実施していただいております。
今年も、マネジメントをする人間としての役割認識醸成、コミュニケーションスキルを身につけるための、「新任チーフ研修」を実施いたしました。
主任として求められる役割を整理し、適切なリーダーシップスタイルの選択について学んでいただきました。そして、チームマネジメント力と、主任として必要な部下を育てるためのコミュニケーションスキルを、傾聴のペアワーク等を通して実践していただきました。自らの気づきを多くしてもらうために、講義型の形式は少なくし、ワーク、ロールプレイを多用したことで、納得度は高いものになったと感じております。
その中で、特に参加者の皆様が興味を持たれたのは、コミュニケーションは個々によって取り方が違うという点です。コミュニケーションの取り方は、 ① 行動型 ② 社交型 ③ 支援型 ④ 分析型 の4つに分類することができますので、それぞれに合ったコミュニケーションの取り方を理解していただきました。普段接する機会の多い方を想像し、相手がどのタイプに当てはまるのかを考え実践してみていただくことで、コミュニケーションを取る際の参考になればと思います。
研修を通して、ご自身が思っている以上にコミュニケーションの取り方には工夫が必要なことに気づいていただけたように思います。 特に「傾聴」「共感」といった基本的なマネジメントスキルは、ロールプレイではまだ不十分ですので、定期的な振り返り機会を設けて頂くことをお勧めします。
受講者の声
・自己のスキル、能力もまだまだですが、人と人とがコミュニケーションにより解決していける事を学ばせていただけました。必ずもっと上を目指します。
・上司として、部下に物事を伝える難しさに直面しており、研修により人に伝える方法は、相手のコミュニケーションスタイルを知る事が大事だと痛感しました。
・今まで自然にやっていた事に知識が加わり、行動を見直す機会ができた。
・自分なりの目標を持ち、モチベーションと能力両方を上げていきたいと思いました。
・人の育成に関わるところでのコミュニケーションの中身が細かく理解できた。
講師より
どの企業様でも、昇格したばかりの新任の方は、コミュニケーションの課題を抱えている方が多いように思います。特に、若い人への関わりや年齢の高い人への関わり方に不安を持っておられるので、研修を通じて課題共有の機会は、今後もとても重要だと思います。
【講師:杉島】
研修内容
- オリエンテーション
- 主任として求められる役割
- チームマネジメント力を伸ばす
- 主任としての必須コミュニケーションスキル
- 信頼を得るメンバーへのコミュニケーションのポイント
- 明日からの仕事に活かす
- まとめ
導入事例
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