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若手社員研修を実施する目的とは?成功に導くプログラム

2021.08.24 コラム

「若手社員研修」を実施するにあたって、研修内容をどのように決めるかお悩みのご担当者様も多いことでしょう。研修プログラムを設計するためには、まず「研修を行う目的」を明確にしなければなりません。そこで今回は、「若手社員研修を行う目的と成功に導くプログラム」について詳しく解説します。

最近の若手社員の特徴

ご担当者様の中には、若手社員と育ってきた環境や時代背景が大きく異なり、「どのように指導したら良いか分からない」とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。若手社員に限らず、社員教育を効果的に進めるためには、対象者への理解が不可欠です。まずは、最近の若手社員の特徴をご紹介します。

指示された以上のことをやらない

ここ10年程続いている傾向ですが、受け身の傾向があります。学生時代は与えられる環境が当たり前であったため、上司や先輩から指示されたことや、与えられた仕事に対しては、忠実にこなすことができますが、指示以上のことを自分で考えて行動する力が乏しいです。そのため、周囲の様子を見て、自分がすべきことを判断して自発的に行動することを苦手としています。

失敗を恐れる

昭和世代と比べて「叱られる」ことへの免疫が無いことから、失敗することを恐れて、前に踏み出せない傾向があります。問題が発生したときにも、自分で考えるよりも前に、ネットで調べる癖がついているため、正解か確信が持てないことに対して一歩踏み出すことができず、正解探しをし続け、その結果挑戦せずに終わることが多々あります。また、挫折しやすいため、指摘されたことで深く落ち込み、立ち直りにくい特徴も併せ持っています

プライベート重視

プライベートを重要視する傾向が年々高まっています。これは若手社員に限りませんが、若手社員は特にその傾向が強く、仕事で成果を上げて出世することよりも、プライベートを充実させることに価値を感じています。中には、プライベートの時間を仕事でのスキルアップのための自己投資に使う若手社員もいますが、多くの場合は、あくまでも自分自身が“楽しむ時間”として、プライベートを過ごす傾向にあります。

若手社員が抱える悩みと課題

入社から数年が経過した若手社員は、業務に慣れてきたことで、新入社員の頃とは異なる、新たな悩みや課題を抱えています。ここでは、若手社員によく見られる悩みや課題を3つご紹介します。プログラムを考える上で、ぜひ参考にしてください。

慣れによるモチベーションの低下

若手社員は、仕事に慣れて一人でこなせるようになると同時に、緊張感が徐々に薄れ、だらけの気持ちが生まれてしまうことがあります。新入社員の頃は、早く仕事を覚えて慣れようと必死で取り組んでいたものの、慣れてきたことによって、仕事への意欲が下がってしまう傾向があります。また、「雑用を押し付けられる」「自分のやりたい仕事をやらせてもらえない」といった不満も生まれやすい立場になりがちなため、モチベーションを向上させる取り組みが求められます。

自分自身の将来性

新入社員の頃は、目の前の仕事に必死に取り組んでいた若手社員も、一通りの仕事ができるようになったことで、「これから何を目指せばいいのか」「自分はこの会社で成長できるのか」「もっと自分に合う仕事があるのではないか」など、自分の将来に対する漠然とした不安を抱える傾向にあります。そのため、「今後自分がやりたいこと」を明確にし、5年後、10年後を見据えた中長期的な目標設定やキャリア計画が大切です。

後輩の指導

入社3~5年目になると後輩が徐々に増え、新入社員など後輩指導を任されるようになります。しかし、適切な指導ができず、「どのように教えればよいか分からない」「思ったように覚えてもらえない」と悩みを抱える若手社員も少なくありません。事前に若手社員向けのOJTトレーナー研修などを実施することで、指導方法や心構えを習得させることができます。

若手社員研修の目的

若手社員研修の実施の目的は企業によって様々ですが、目的に適した研修内容を選定する必要があります。そこで、若手社員研修の代表的な目的をご紹介します。

キャリアを考える

若手社員は、社会人としてのキャリアのスタートであるため、それぞれがこの先どの方向に向かって進んでいくのか、どのようなスキルを身に着ける必要があるのかを客観的に考えさせる必要があります。若手社員研修では、今後のキャリアを考えることによって、目指すゴールに対して必要なスキルや、どのように取り組めば達成に近づくことができるかを、主体的に考えることで、自分のキャリアを前向きに捉えさせる目的があります。

モチベーションの向上

若手社員は、仕事への慣れによりモチベーションが低下しやすく、また仕事の失敗や、上司・先輩に𠮟られたことで、落ち込んでしまい前向きになれないこともあります。若手社員研修で、モチベーションをコントロールする方法や、失敗を前向きに捉える方法を習得することで、仕事に対する意欲向上に繋げる目的があります。

仕事のパフォーマンス向上

若手社員は、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分自身で業務効率を考えることで、仕事のパフォーマンスを向上させることが求められます。そのため、仕事に優先順位をつけて、決められた時間内に業務を遂行するための「タイムマネジメント」や、問題に直面した時に原因を見つけ出し、解決するための「問題解決力」を習得することで、業務効率の向上に繋げる目的があります。

指導力の習得

新入社員や後輩の指導において、指導やフォローの方法、意欲の引き出し方に悩む若手社員が多くいます。そのため、新入社員や後輩への指示の出し方や、成果物に対するフォローやアドバイスの仕方を学ぶことで、指導力を習得する目的があります。

同期とのコミュニケーション

若手社員研修では、普段なかなかコミュニケーションを取る機会の無い、同期との交流を図る機会にもなります。ワークやゲームを通じて会話をするだけでなく、お互いの悩みを共有することで、不安に感じているのは自分だけでないことが実感でき、解消に繋がります。また、同期と久しぶりに接することで切磋琢磨する気持ちが高まり、モチベーションの向上も期待できます。

若手社員研修に取り入れたいプログラム

若手社員研修には様々な目的があることが分かりましたが、研修を成功させるためには、その目的をどのようにプログラムに落とし込むかが重要です。そこで、若手社員研修に取り入れたいプログラムをご紹介します。

キャリアデザイン研修

キャリアデザイン研修では、これまでの自分の業務を振り返り、キャリアの棚卸しを行うことで、自分の強みや課題を明確にします。その上で、Will(自分がやりたいこと)・Can(自分ができること)・Must(会社や周囲から求められていること)のフレームワークを用いて、将来に向けての具体的なキャリアプランを設定します。キャリアは周囲から与えられるものではなく「自らつくるもの」という意識を醸成することで、指示待ちの姿勢から自律型人材への成長を促します。

モチベーション向上研修

モチベーションの向上は、自分自身の働きがいだけでなく、組織の生産性にも影響を与えます。研修を通じて、モチベーションをコントロールする方法を習得し、働く意欲を高めることで、組織全体の成長に繋げます。モチベーションを上げる方法として、自分の性格や考え方を理解し、その上で失敗を肯定的に捉える考え方など、気持ちをコントロールする方法を習得します。

問題解決力研修

問題解決力研修では、ビジネスのあらゆる場面で発生する問題を解決するために必要な考え方やスキルを習得します。問題を解決するためには、問題の原因を見極めること、筋道を立てて考え、解決方法を導き出すことが重要です。若手社員のうちから、発生した事象に対して、常に「なぜ」を考える、つまり原因がどこにあるのかを考えるクセをつけることが重要です。また、研修を通じて、「問題発見」→「原因分析」→「解決策立案」という問題解決の一連の流れを習得します。

OJTトレーナー研修

初めて後輩指導を担当する若手社員は、「上手く教えられるか」「上手く叱れるか」「指導をしながら自分の仕事が進められるか」など、様々な不安を抱えています。OJT指導者研修では、育成計画の立て方や、指導方法、コミュニケーションスキルを習得することで、これらの不安を解消します。指導相手に応じた適切な指導・フォローをすることにより、相手の力を引き出し、早期戦力化を実現します。

コミュニケーション研修

コミュニケーションは仕事の基本であり、最も重要な要素の一つです。組織内外問わず様々な人と関わる中で、関係性を築き、業務を円滑に進めるために、コミュニケーションは欠かせません。

例えば、日々の「報連相」や、“言いにくいこと”を伝えるための「アサーティブコミュニケーション」、提案の質を高める「ヒアリング」など、コミュニケーションスキルの向上は、仕事の効率化や成果を上げるために非常に重要です。また、円滑なコミュニケーションが促されることで、ハラスメント防止やメンタルヘルス対策の効果も期待できます。

まとめ

若手社員研修の内容を策定するためには、研修の目的を明確にすることによって、自社の若手社員の課題に合ったプログラム内容を設計することが重要です。弊社の「若手社員研修」では、「モチベーション向上」「問題解決力」「OJTトレーナー」「キャリアデザイン」はもちろんのこと、お悩みに合わせたプログラムをご提案いたします。若手社員研修でお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください!

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